IVRのお客様操作履歴を一覧表示し、お客様の入力したダイヤル番号や操作途中で離脱して切断の履歴集計が可能となり、効果的なIVR運用が行えます。

【IVR】
Interactive Voice Responseの略称で、企業に電話をかけた際に、「●●の方は1番、●●の方は2番を押してください～」と自動音声で案内され、お客様のダイヤルした番号によってエージェントへの対応振り分けを行うシステムです。

【API】
Application programming interfaceの略称で、IVRからユーザ側で設定したシステムとつなぐ仕組みです。
IVR履歴ではIVR-APIで設定した、外部CRMのWebAPIとの連携時のIVR側の動作結果を表示します。

どのIVR経路で着信したかを把握したい場合、ダイヤル入力値と転送番号から確認する事ができます。

IVRに複数階層を設定した場合、履歴情報をCSVダウンロードしてリクエストID（1つの着信に対して一意に割り振られるID）から確認することでどのIVR階層で何のダイヤルボタンを入力され、離脱したかなど詳細を確認できます。

スーパバイザロールのアカウント以上の権限で参照・編集ができます。

IVR-APIで設定した動作における、外部CRMのAPI連携の処理結果は1.外部API連携履歴も合わせてご参照ください。

システム管理者ロールのアカウントでは、削除したIVRの履歴も検索・表示が可能です。
※システム管理者のリソース権限変更を行っていないアカウントに限ります。

通話開始時間・通話終了時間を設定します。
カレンダーアイコンから日付、時計アイコンから時間（10分単位）を選択可能です。

※BIZTELバージョン 3.6.X まで通話終了時刻にて「24:00」の選択ができません。
　10/01 00:00 ～ 10/31 24:00 としたい場合は、10/01 00:00 ～ 11/01 00:00 にて検索ください。

※BIZTELバージョン 3.7.0 以降、通話終了時刻にて「24:00」の選択が可能です。

IVRで発生したイベントを以下から選択して検索対象に設定します。

空欄：IVRイベントを指定せずに検索します。
開始：IVRが開始したタイミングを検索対象に設定します。
ダイヤル入力：IVRのダイヤル入力した番号を検索対象に設定します。
API結果：API連携している場合、API連携結果を検索対象に設定します。
APIレスポンスマッチ ：API連携している場合、どのレスポンスパターンに該当しているかを検索対象に設定します。
該当選択肢なし：設定したダイヤル以外の選択肢の通話を検索対象に設定します。
終了：IVRが終了したタイミングを検索対象に設定します。

※「API結果」「APIレスポンスマッチ」についてはAPI連携IVRオプションをご契約頂き、API連携IVRを設定した際に記録されます。

IVRが終了したタイミングの種別を以下から選択して検索対象に設定します。

空欄：終了種別を指定しないで検索します。
転送：転送完了した通話を検索対象に設定します。
IVR入力エラー：IVR入力がエラー終了した通話を検索対象に設定します。
APIリクエスト失敗（内部処理）：APIリクエストがBIZTEL内で失敗しているもの検索対象に設定します。
APIリクエスト解析失敗（内部処理）：APIリクエストがBIZTEL内で解析に失敗しているものを検索対象に設定します。
APIリクエスト失敗：APIリクエストが外部連携ツールで失敗しているものを検索対象に設定します。
音声合成失敗：API連携IVR利用時、音声合成に失敗しているものを検索対象に設定します。
離脱：IVRの操作中に発信者が離脱切断した通話を検索対象に設定します。
変数展開APIリクエスト失敗（内部処理）：変数展開APIリクエストの前段階で何らかのエラーとなったものを検索対象に指定します。
変数展開APIレスポンス解析失敗（内部処理）：変数展開APIリクエストに対して、応答JSONの解析（パース）が失敗したものを検索対象に指定します。

※「APIリクエスト」に関する項目および「音声合成失敗」についてはAPI連携IVRオプションでご利用している場合に記録されます。

※「変数展開APIリクエスト失敗（内部処理）」と「変数展開APIレスポンス解析失敗（内部処理）」は、BIZTELバージョン 3.8.20 以降で選択可能です。