目的 |
BIZTELモバイルとは、各通信キャリアの携帯電話端末の内線化を行うクラウド型FMCサービスです。 |
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対象プラン | |
用語 |
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ポイント |
・対応キャリアはNTTドコモ・au・Softbankの法人契約している携帯電話端末となります。 |
目次
3.3 BIZTELモバイルでパーク保留する、パーク応答する
1. BIZTELモバイルで発信する
1.1 BIZTELモバイルでの発信方法
BIZTELモバイルで発信する際は、宛先が内線・外線問わず以下の操作を行います。
発信方法 | 「 8 」+「 電話番号 」+ 発信ボタン |
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※発信時に先頭に「8」を付けない場合、BIZTELを経由せず発信される為、発信者の携帯電話に紐づく電話番号が着信者に通知されますのでご注意ください。
1.2 発信時の通知番号を変更する
BIZTELモバイルで発信する際の通知番号は電話機の設定では変更できません。
発信時の通知番号は「1.発信時の通知番号の優先順位について」に従い動作します。
2. BIZTELモバイルの着信時動作
2.1 BIZTELモバイルでの着信時動作
BIZTELモバイルで着信する場合、以下のような動作となります。
着信時表示内容 | 「 8 」+「 電話番号 」が表示されます。 ※着信時の表示例は次項「2.2 着信時の通知番号例」を参照ください。 |
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※BIZTELを経由した着信時は、着信先(電話端末・着信グループ・IVR・コールセンター)問わず、、先頭に「 8 」が付いた状態で着信します。
「 8 」が付いていない着信は、携帯電話固有の番号への着信となりますのでご注意ください。
2.2 着信時の通知番号例
各リソースに着信した場合の表示例は以下となります。
電話端末のダイヤルイン番号に外線着信した場合
設定例)以下、図のようにモバイル端末自体にダイヤルイン番号が表示されている場合
表示例 | 「 8 」+「 発信元電話番号 」が表示されます。 |
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コールセンターの着信をモバイルで受ける場合
設定例)コールセンターの受電をモバイルで受ける場合
表示例 | 「 8 」+「 着信したコールセンターの内線番号 」が表示されます。 ※IVRを経由してコールセンターに着信した場合も同じ表示となります。 |
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※着信時の通知番号を"着信したコールセンターの内線番号"から"発信者の電話番号"へ表示変更することが可能です。
設定方法はご利用のBIZTELバージョンにより異なります。
BIZTELバージョン 3.9.0 以降
管理画面の「システム設定」から設定変更が可能です。詳細は「1.システム設定」を参照ください。
BIZTELバージョン 3.9.0 未満
当社での設定作業が必要となりますので、お問い合わせください。
尚、上記の通りバージョンアップにてお客様にて設定変更が可能となりBIZTELのバージョンアップをご検討ください。バージョンアップは自動予約機能から自動バージョンアップが可能です。
詳細は「1.バージョンアップ予約」を参照ください。
着信グループのダイヤルイン番号に着信
設定例)着信グループにモバイル端末を所属させている場合
表示例 | 「 8 」+「 着信した着信グループの内線番号 」が表示されます。 ※IVRを経由して着信グループに着信した場合も同じ表示となります。 |
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※着信時の通知番号を"着信先の着信グループの内線番号"から"発信者の電話番号"へ表示変更することが可能です。
設定方法はご利用のBIZTELバージョンにより異なります。
BIZTELバージョン 3.9.0 以降
管理画面の「システム設定」から設定変更が可能です。詳細は「1.システム設定」を参照ください。
BIZTELバージョン 3.9.0 未満
当社での設定作業が必要となりますので、お問い合わせください。
尚、上記の通りバージョンアップにてお客様にて設定変更が可能となりBIZTELのバージョンアップをご検討ください。バージョンアップは自動予約機能から自動バージョンアップが可能です。
詳細は「1.バージョンアップ予約」を参照ください。
3. BIZTELモバイルの転送・保留・ピックアップ
3.1 BIZTELモバイルで転送する
BIZTELモバイルから転送する場合、外線着信時・内線発着信時のみ転送可能です。
*を利用して転送する
手順1.通話中に「*」をプッシュします。
手順2.「転送先の電話番号を入力してください」とガイダンスが再生後、転送先の電話番号を入力します。
手順3.入力完了後、3秒程で転送先に自動発信されます。
※即時転送する場合、「*電話番号#」のように#を最後にプッシュすると待機時間を待たずに発信が可能です。
手順4.切断ボタンをプッシュすることで発信者と転送先の通話が開始されます。
※転送先の端末種別により、着信時の表示番号が異なりますのでご注意ください。
転送先がソフトフォンの場合 |
着信呼については、コールセンター宛の着信であること、及び転送先が内線番号である場合に限り、発信元番号、着信先番号を通知した転送機能が利用可能です。 外線番号への転送時は、BIZTELに設定されているデフォルト番号が転送相手に通知されます。 |
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転送先がハードフォン・モバイルの場合 | 転送元のモバイルの内線番号が通知されます。 |
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#を利用して転送する
手順1.通話中に「#」をプッシュします。
手順2.「転送先の電話番号を入力してください」とガイダンスが再生後、転送先の電話番号を入力します。
手順3.入力完了後、3秒程で転送先に発信されます。
※即時転送する場合、「#電話番号#」のように#を最後にプッシュすると待機時間を待たずに発信が可能です。
手順4.発信が完了すると、転送元のモバイルは通話が切断され、転送先に着信が入ります。
※転送先には、発信者の電話番号が通知されて着信します。(転送先の端末種別は問いません)
手順5.転送先が応答すると、発信者と転送先の通話が開始されます。
※転送先が応答しない場合、通話が切断されますのでご注意ください。
3.2 BIZTELモバイルで保留する
BIZTELモバイルで保留する場合、外線着信時・内線発着信時のみ操作可能です。
外線発信時の保留操作は端末固有の保留操作、またはミュート操作にて対応が必要です。
保留方法 |
通話中に「*」+「 0 」をプッシュします。 保留解除する場合は、再度「*」をプッシュします。 ※「*」プッシュ後、「転送先の外線番号を入力してください」とガイダンスが再生されますが、そのまま「 0 」をプッシュします。 |
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※BIZTELモバイルの保留操作は、コールセンター履歴上、保留時間として記録されません。
※BIZTELモバイルの保留数はレポートとして取得できませんのでご注意ください。
エージェント活動履歴のみモバイルでの保留時間が記録されます。
※Softbankモバイルをご利用の場合、固有の保留操作である「**」の操作は行わないでください。
通話影響が出る可能性がございます。
※BIZTELバージョン 3.3.X まで、BIZTELモバイルでの保留中に通話相手が切断した場合、通話が切断されませんのでご注意ください。保留中に「プッ」と音声が聞こえた場合、通話相手が通話を切断している可能性がございます。尚、通話相手が切断した状態で保留解除する場合、「転送先の電話番号を入力してください」とガイダンスが再生される為、ガイダンスが再生された場合は、通話を切断してください。
3.3 BIZTELモバイルでパーク保留する、パーク応答する
通話をパーク保留に入れる
パーク保留方法 |
通話中に「#」+「 700 」をプッシュします。 ※「#」プッシュ後、「転送先の外線番号を入力してください」とガイダンスが再生されますが、そのまま「 700 」をプッシュします。 |
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※パーク番号のガイダンス再生後、通話が切断されますので、パーク番号を電話応対者へ連携ください。
※パーク保留は、「300秒」保留状態が継続すると、パーク保留操作をした電話端末に対して呼出しを行います。パーク保留したモバイル端末が通話中等、応答できない状態の場合、通話が切断されますのでご注意ください。
パーク保留中の通話に応答する
パーク応答方法 |
「 8 」+「 パーク応答番号 」 + 発信ボタン ※「#」プッシュ後、「転送先の外線番号を入力してください」とガイダンスが再生されますが、そのまま「 700 」をプッシュします。 ※BIZTELバージョン 3.4.10 以降、通話開始時にピーと通話開始音が再生されます。 |
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3.3 BIZTELモバイルでピックアップする
BIZTELモバイルでピックアップする場合、ピックアップグループの作成は不要です。
指定した内線番号の着信に対して代理応答することが可能です。
ピックアップ方法 |
「 8 」+「 9 」+「 内線番号 」 + 発信ボタン ※BIZTELバージョン 3.4.10 以降、通話開始時にピーと通話開始音が再生されます。 |
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4. 注意事項・制限事項
4.1 注意事項
・BIZTELモバイルは海外利用はできませんのでご注意ください。
・格安SIMでのご利用はできませんので、ご契約キャリアのSIMにてご利用ください。
・モバイル端末で留守番電話サービスが有効になっている場合、着信時に留守番電話サービスが起動してしまう為、
留守番電話の機能はOFFにしてご利用ください。
・モバイル端末の電源がOFFになっていたり、圏外になっている場合、BIZTELの呼出設定に従って動作しますのでご注意ください。
例)呼び出しする端末がない状態で待ち呼となるなど
・ご利用キャリアに関わらず、モバイル端末に割り当て可能な内線番号は 2000 ~ 3999 となります。
※モバイル端末では、内線1000番台の利用ができません。ソフトフォン、固定電話では利用可能です。
・携帯端末によるグループ着信を利用する場合、モバイルチャネル(≒同時通話数)数分の携帯端末を呼出し可能です。
※モバイルチャネルが5通話の場合、10台登録しても5台しか呼出されない制約
4.2 ご利用キャリアが au の場合
お客様のご利用キャリアが au の場合、一部制限事項がございますのでご注意ください。
ご利用キャリアが NTTドコモ、Softbank の場合は以下制限事項は該当致しません。
・auのモバイル端末から発信する場合、消防救急無線などに繋がる可能性がある為、ソフトフォンや固定電話の内線番号に以下の番号は割り当てないようにご注意ください。
対象内線:110X、118X、119X
上記以外の番号はご利用いただけますが、以下の制限事項をご理解いただいたうえでご利用ください。
・内線番号 1000 番台からモバイル端末宛に発信した場合、「 99999999 」と表示されますのでご注意ください。
※また、発信元の電話番号が 12 桁以上の場合も同様に「 99999999 」と表示されます。
・モバイル端末からBIZTELの内線1000番台への発信はできませんのでご注意ください。
4.3 ご利用キャリアが Softbank の場合
・Softbank モバイルの固有保留操作「**」、保留解除操作「**」はBIZTELの通話上では利用しないようにご注意ください。
※BIZTELの通話中に操作した場合、通話影響が発生する可能性がございます。