目的 |
その他のシステム設定を管理します。 |
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対象プラン |
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用語 |
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ポイント |
「発着信設定」の「着信不能時の設定」については、他メニュー(「電話端末」、「着信グループ」、「IVR」、「コールセンター業務」)の「着信設定」タブ内の「応答不能設定」の共通設定機能になります。上記メニューのうち複数で設定を共通化する場合は、ここであらかじめ設定しておくと、その設定が反映されます。 |
目次
1. システム設定の編集方法
システム設定を変更する際の設定方法を紹介します。
手順1.BIZTEL管理画面より「システム設定」>「システム設定」をクリックします。
手順2.「編集」をクリックします。
手順3.更新対象箇所を編集後、「保存」をクリックします。
※各項目の詳細は次項「2. システム設定の各項目説明」で紹介します。
手順4.「保存しますか?」と表示後、「OK」をクリックします。
2. システム設定の各項目説明
※ご契約内容により表示されていない項目がある場合がございます。
2.1 発着信設定
発着信設定の各項目について説明します。
名称 | 説明 |
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未設定時の通知番号 |
外線発信時に通知電話番号が未設定の場合に相手に通知する電話番号です。 通知する電話番号が未設定の状態とは、次の全ての設定がされていない状態です。 ・ソフトフォンまたは、ハードフォンで通知設定をしていない。 ・電話端末の設定で通知番号を設定していない(「選択なし」の状態) ・電話端末の設定でダイヤルイン番号を設定していない(「選択なし」の状態) |
着信不能時の設定 |
電話番号に紐付けられている内線番号の紐付けがない等、着信ができない場合の動作です。 「ビジー」「呼出音」「ガイダンス」から選択します。 |
着信不能時のガイダンス |
着信不能時の設定で「ガイダンス」を選択すると表示されます。 着信不能時に再生するガイダンスを選択します。 |
システム保留音 |
保留時に再生される保留音です。 |
全通話録音 |
電話端末の発着信・着信グループへの着信(コールセンター着信以外)の録音ON/OFFを制御します。 ※詳細は下記「※通話録音について」をご参照ください。 |
通話録音ついて
BIZTELにおける通話録音の制御の種別は下記の3種類あります。
● 録音ライセンス(ライセンス設定)
設定する |
通話録音をご契約頂いている状態です。 システム設定の「全通話録音」とコールセンター業務の「コールセンター通話録音」が設定可能です。 |
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設定しない |
通話録音をご契約頂いていない状態です。 システム設定の「全通話録音」とコールセンター業務の「コールセンター通話録音」が非表示で設定できません。 通話録音の契約をご要望の場合は営業担当またはサービスデスクまでお問い合わせください。 |
● 全通話録音(システム設定)
設定する |
電話端末の発着信や着信グループへの着信に対し、通話録音を行います。 |
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設定しない |
電話端末の発着信や着信グループへの着信に対し、通話録音を行いません。 |
● コールセンター通話録音(コールセンター業務)
コールセンター単位で通話録音を制御します。
設定する |
本設定を行ったコールセンターへの着信による通話を録音します。 |
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設定しない |
本設定を行ったコールセンターへの着信による通話を録音しません。 |
例:
コールセンター内線:7000→コールセンター通話録音「設定する」
コールセンター内線:7100→コールセンター通話録音「設定しない」
↓
コールセンター内線:7000の着信通話のみ録音されます。
■通話録音設定による録音有無について
各設定による相関図は以下をご確認ください。
■最も古い録音データの日時確認について
BIZTELバージョン 3.9.0 以降、BIZTEL管理画面の「ライセンス設定」メニューより現在の録音契約時間と利用時間を確認可能です。
通話録音の上限(時間) | お客様でご契約中の録音上限の時間です。 |
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現在の通話録音の状況(時間) | 現在の通話録音の利用時間です。 ※上限に達している、または超えている場合は、古い録音データから削除されます。 |
最も古い通話録音日付 |
現在BIZTEL上で残っている録音データの中で最も古い日付のデータを表示します。 ※BIZTELバージョンにより項目名が異なります。 |
2.2 非通知着信
非通知着信時の動作設定が可能です。
着信ルーティングのルールを設定すると、サーバ全体に対して非通知着信時の基本的な動作設定が可能です。
個別に設定したい場合は、BIZTEL管理画面の以下項目内の「着信設定」タブより設定ください。
メニュー | 参照場所 |
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電話端末 | 電話端末 > 電話端末 |
着信グループ | グループ > 着信グループ |
IVR | コールセンター > IVR |
コールセンター業務 | コールセンター > コールセンター業務 |
非通知着信時の各項目について説明します。
名称 | 説明 |
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非通知着信時ルール |
非通知着信時ルールの設定有無を設定します。 設定する :非通知着信時ルールの設定を行います。 設定しない:非通知着信時ルールの設定をしません。 |
着信ルール |
適用する着信ルールを選択してください。 ※非通知着信時ルールを設定するにしている場合、表示されます。 ※着信ルールの作成は「2.共通着信ルールと個別着信ルール」を参照ください。 |
着信ルール種別 |
選択した着信ルールの種別が表示されます。 ※非通知着信時ルールを設定するにしている場合、表示されます。 |
※転送やガイダンスを選択している場合、選択した内容に応じた設定が表示されます。
非通知着信の設定時注意点
1. システム設定と各リソースの個別設定の優先順位
システム設定の非通知着信時ルールより、各リソース(電話端末、着信グループ、IVR、コールセンター業務)の着信設定タブにて非通知着信時ルールに指定された着信ルールが優先されます。
2. 非通知着信時ルール作成後の新規リソースについて
非通知着信時ルール設定後に新規で作成された各リソース(電話端末、着信グループ、IVR、コールセンター業務)についても、全て当該設定が反映されます。
3. 着信ルール無効時の着信ルール再設定
「システム設定」で設定された非通知着信の着信ルールを「設定しない」に変更すると、再度「設定する」に変更しても着信ルールは記憶されておらず、再度設定する必要がありますのでご注意ください。
4. 各リソースでの非通知着信時ルールについて
システム設定にて、非通知着信時ルールが「設定しない」の状態でも、各リソース(電話端末、着信グループ、IVR、コールセンター業務)の着信設定タブから非通知着信時ルールを個別に設定することができます。
2.3 セキュリティ
セキュリティの各項目について説明します。
名称 | 説明 |
---|---|
履歴保持期間(日) |
BIZTEL上に履歴データを保持する期間を指定します。 【保持対象データ】 ・IVR履歴 ・エージェント活動履歴 ・エージェントコントロール(チャットのみ) ・課金明細 ・コールセンター履歴 ・同時通話数履歴 ・発着信履歴 ・ログイン履歴 ・連携通話履歴(Salesforce履歴録音連携) ・操作履歴 ・SMS送信履歴 ・外部API連携履歴 ・コールアクション履歴 ・音声認識データ ・バージョンアップ予約履歴 ・発信履歴(アウトバウンドオプション) ・再発信管理(アウトバウンドオプション) |
API履歴保持期間(日) |
BIZTEL上にAPI連携履歴、外部連携API履歴、コールアクション履歴等を保持する期間を指定します。 1 ~ 7 日で設定可能です。(初期設定:7 日) ※日数を少なくする場合、API履歴が削除されます。 |
設定変更履歴保持期間(日) |
BIZTEL上に設定変更履歴を保持する期間を指定します。 1 ~ 30日設定可能です。(初期設定:30 日) ※日数を少なくする場合、設定変更履歴が削除されます。 |
システム履歴保持期間(日) |
BIZTELシステム内で保管されているシステム履歴の保持期間を指定します。 初期設定:7 日 ※本項目はBIZTELバージョン 3.7.0 から表示されます。 |
IPアクセス制御 | IPアクセス制御の設定有無を選択します。 詳細は「1.IPアクセス制御する場合の設定」を参照ください。 |
Salesforce録音再生時は管理画面で認証を行う ※BIZTELバージョン 3.5.3までの表記。 |
Salesforce通話履歴連携で紐づけられたSalesforce上の録音データを再生する場合の認証方法を設定します。 ・設定する 管理画面認証となり、Salesforce上の録音データのURLクリック時、BIZTEL管理画面へのログインが求められます。 ・設定しない URL認証となり、Salesforce上の録音データのURLをクリック時、BIZTEL管理画面へのログインはありません。 ※BIZTELバージョン 3.4.X までは「Salesforce録音再生時の認証を行う」と表示されます。 |
Salesforce録音再生時の認証方式 ※BIZTELバージョン 3.5.10以降の表記。 |
Salesforce通話履歴連携で紐づけられたSalesforce上の録音データを再生する場合の認証方法を設定します。 ・管理画面認証 管理画面認証となり、Salesforce上の録音データのURLクリック時、BIZTEL管理画面へのログインが求められます。 ・URL認証 URL認証となり、Salesforce上の録音データのURLをクリック時、BIZTEL管理画面へのログインはありません。 |
URL認証を許容する |
設定する URL認証を許容します。 設定しない URL認証を許容しません。 ※URL認証を許容しない状態でURL認証で発行された録音URLをクリックした場合、ログイン画面が表示されます。 ※本項目はBIZTELバージョン 3.5.10以降で表示されます。 |
スーパバイザ以下の録音ファイルのダウンロード禁止 |
スーパバイザ以下のロールに対して、録音ダウンロードを禁止するか設定します。 ・「禁止する」に設定した場合 BIZTEL管理画面の発着信履歴や、Salesforce通話履歴連携から録音参照時に表示される画面の録音ダウンロードアイコンを非表示にします。 尚、この際に「Salesforce録音再生時の認証を行う」が「設定しない」を選択している場合、Salesforce通話履歴連携を行った、Salesforce側からアクセス時に、管理者を含めて録音データのダウンロードはできません。 システム管理者のロールは、ダウンロード可能です。 (システム管理者のロールで録音ダウンロード禁止のご要望がある場合は営業担当またはサービスデスクまでお問い合わせください。) |
バックアップ作成 |
設定内容のバックアップファイルを作成しダウンロードします。 ※編集中の画面ではダウンロードできませんので、編集前のダウンロードボタンが有効になっている場合に操作ください。 |
Webサイト保護 (reCAPTCHA) |
以下対象画面にreCAPTCHA機能の有効/無効を指定します。 ・パスワード再設定用URL送信画面 ※reCAPTCHAはGoogle社が提供する「Webサイトへの不正アクセスを防止する仕組み」です。 ※初期設定は「設定する」となっておりますので、無効化する場合は「設定しない」に変更ください。 ※本項目はBIZTELバージョン 3.5.10以降で表示されます。 |
【バックアップ作成】
バックアップ対象データは以下となります。
カテゴリ | 機能 | 対象 | 備考 |
---|---|---|---|
アカウント | アカウント (マイアカウント) |
通話履歴タブや接続情報タブは対象外 | |
電話端末 | 電話端末 | ||
グループ | 着信グループ | ||
ピックアップグループ | |||
パークグループ | |||
コールセンター | IVR | 通話履歴タブや接続情報タブは対象外 | |
コールセンター業務 | 通話履歴タブや接続情報タブは対象外 | ||
ステータス | |||
コールセンター履歴 | |||
リアルタイムモニタ |
データが存在しない為、対象外 |
||
コールセンターレポート | |||
エージェントレポート | |||
アウトバウンドレポート | |||
オプション | 着信ルーティング | ||
通知番号選択 | |||
Salesforce連携 | 録音ファイルのダウンロードがSalesforceからできません .datファイルは対象外 |
||
履歴 | 発着信履歴 | ||
同時通話数履歴 | |||
端末状況 | |||
チャネル使用状況 | データが存在しない為、対象外 | ||
課金明細 | |||
共通設定 | 共通電話帳 | ||
電話番号 | |||
祝日 | |||
共通カレンダールール | |||
共通時間帯ルール | |||
共通着信ルール | |||
共通ガイダンス | ガイダンスも対象 | ||
権限 | ロール | ||
リソース | |||
セキュリティ | IPアクセス制御 | ||
システム設定 | システム設定 | ||
ライセンス設定 |
バックアップの注意事項
- バックアップの世代管理はお客様任意となります。運用に応じて定期的に取得ください。
- バックアップ取得は、発着信やレポート作成などを行っていない業務時間外に行ってください。
- BIZTELバージョンアップを行った場合、過去分バージョンのバックアップデータから復元する事はできません。
-
各コールセンター、各グループごとなど、特定部分のみバックアップ・リストアが必要となった場合、個別でのバックアップができないため、お客様側で設定情報を控えていただき、手動で設定変更が必要です。
- 本バックアップを用いたリストア作業については、お客様側で控え頂いた設定情報を紛失し、XX日のバックアップ内容に全体の設定を戻したいなど緊急時に利用する機能となっております。
※リストア作業を多用しての運用は行うことができませんので、予めご了承ください。 -
復元(レストア)作業は、BIZTELサービスデスクで実施します。
※有事の際、取得したバックアップにどうしても戻す必要がある場合にBIZTELサービスへご依頼ください。
※ご依頼後、最短 5 営業日で実施させて頂きます。日数が掛かる場合もございますので予めご了承ください。
2.4 ソフトフォン
セキュリティの各項目について説明します。
名称 | 説明 |
---|---|
外線発信時のパークボタン |
設定する 設定しない
※本設定を更新する場合、ソフトフォンの再起動が必要です。 |
コールセンター着信番号表示 |
IVR着信を含め、コールセンターに着信した時、ソフトフォンの宛先欄に表示する電話番号を設定します。 設定する 設定しない |
着信グループ着信番号表示 |
本機能はBIZTELバージョン 3.4.10 以降で利用可能です。 IVR着信を含め、着信グループに着信した時、ソフトフォンの宛先欄に表示する電話番号を設定します。 設定する 設定しない |
全グループ番号表示 |
ソフトフォン上に表示される電話番号に着信グループの番号表示をどうするか選択します。 設定する 設定しない ※本設定を更新する場合、ソフトフォンの再起動が必要です。 ※本設定で有効化される表示対象は以下となります。 ※BIZTELバージョン 3.8.X まで、「設定する」が初期値です。 |
履歴表示 |
ソフトフォンの履歴タブに着信履歴・発信履歴を表示内容を選択します。 設定する 設定しない |
コールセンター着信番号表示の挙動について
コールセンター着信番号表示の詳細な挙動については以下図を参照ください。
● 「設定しない」の場合
IVR等を経由した着信時、電話端末には、IVRに設定した外線番号が表示されます。
● 「設定する」の場合
IVR等を経由した着信時、電話端末には、最終的に着信したコールセンターの内線番号が表示されます。
コールセンター着信番号表示の注意事項
● コールセンター着信番号表示は、コールセンターに設定された内線番号に対して有効です。
着信グループの内線番号には適用されませんのでご注意ください。
※BIZTELバージョン 3.4.10 以降では着信グループも同様の設定が可能です。
● 「設定する」の場合、ご利用の機能によって表示に差異がありますのでご注意ください。
ソフトフォンでの番号表示:コールセンターの内線番号が表示されます。
CTIツールでの番号表示 :コールセンターの内線番号が表示されます。
OpenCTIでの番号表示 :コールセンターの外線番号が表示されます。(OpenCTIでは本機能が有効になりません。)
※BIZTELバージョン 3.7.0 以降、OpenCTI > コールセンター着信番号表示を「設定する」に
変更することでコールセンターの内線番号が表示されます。詳細は「2.8 OpenCTI」を参照ください。
着信グループ着信番号表示の挙動について
本機能はBIZTELバージョン 3.4.10 以降で利用可能です。
着信グループ着信番号表示の詳細な挙動については以下図を参照ください。
● 「設定しない」の場合
IVR等を経由した着信時、電話端末には、IVRに設定した外線番号が表示されます。
● 「設定する」の場合
IVR等を経由した着信時、電話端末には、最終的に着信した着信グループの内線番号が表示されます。
着信グループ着信番号表示の注意事項
● 「設定する」の場合、ご利用の機能によって表示に差異がありますのでご注意ください。
ソフトフォンでの番号表示:着信グループの内線番号が表示されます。
CTIツールでの番号表示 :着信グループの内線番号が表示されます。
OpenCTでの番号表示 :着信グループの外線番号が表示されます。(OpenCTIでは本機能が有効になりません。)
2.5 コールセンター
コールセンター着信時に不在判定秒数の開始タイミング、通話開始時の通知有無、ささやき時の開始音の有無の設定が可能です。
名称 | 説明 |
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不在判定の開始タイミング |
※本機能はBIZTELバージョン 3.3.10より利用可能です。 着信と同時 待ち呼に入った時 本機能の動作イメージおよび注意事項がございます。詳細は「不在判定の開始タイミングの動作イメージ」「不在判定の開始タイミングについての注意事項」を参照ください。 |
通話の開始を音で知らせる |
※本機能はBIZTELバージョン 3.4.0 より利用可能です。 設定する 設定しない |
ささやきの開始を音で知らせる |
※本機能はBIZTELバージョン 3.7.0 より利用可能です。 設定する 設定しない |
モニタリングの開始を音で知らせる |
※本機能はBIZTELバージョン 3.8.0 より利用可能です。 設定する 設定しない |
モニタリング・ささやきを継続する |
※本機能はBIZTELバージョン 3.8.10 より利用可能です。 設定する 設定しない |
ガイダンスのスキップを許可 |
※本機能はBIZTELバージョン 3.8.0 より利用可能です。 設定する ※待ち呼ダイヤル受付を設定している場合、#のプッシュ操作のみ許容されます。 設定しない |
エージェント向け待ち呼表示 |
※本機能はBIZTELバージョン 3.8.0 より利用可能です。 エージェントのソフトフォンに所属コールセンターの待ち呼情報表示を行うかを設定します。 設定する 設定しない 詳細は「1.ソフトフォンの通話操作」を参照ください。 |
待ち呼数の閾値(件) |
※本機能はBIZTELバージョン 3.8.0 より利用可能です。 待ち呼情報ウィンドウに表示される待ち呼数に閾値を設定します。 |
最長待ち時間の閾値(秒) |
※本機能はBIZTELバージョン 3.8.0 より利用可能です。 待ち呼情報ウィンドウに表示される最長待ち時間に閾値を設定します。
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折り返し呼表示日数(日) |
リアルタイムモニタとワークスペース上の折り返し呼を表示する日数(1~30)を指定します。 |
不在判定の開始タイミングの動作イメージ
● 設定値が「着信と同時」の場合
1)初期ガイダンスを再生する場合の動作イメージ
初期ガイダンスを設定している場合、初期ガイダンスの再生時間も不在判定秒数としてカウントします。
本設定を適用する場合は、初期ガイダンスの再生時間も考慮した不在判定秒数を設定ください。
2)初期ガイダンスを再生しない場合の動作イメージ
初期ガイダンスを再生しない場合、着信と同時に設定した不在判定秒数をカウントします。
3)IVRを経由する場合の動作イメージ
IVRを経由してコールセンターに転送している場合、IVR内で操作している滞在時間はカウントに含まれず、コールセンターに着信と同時に不在判定秒数のカウントが開始されます。
※初期ガイダンスの有無による動作は、1)、2)と同様です。
● 設定値が「待ち呼に入った時」の場合
1)初期ガイダンスを再生する場合の動作イメージ
初期ガイダンスを再生する場合、初期ガイダンスの再生終了後から不在判定秒数のカウントを開始します。
2)初期ガイダンスを再生しない場合の動作イメージ
初期ガイダンスを再生しない場合、コールセンターに待ち呼として入ったタイミングから不在判定秒数のカウントを開始します。
3)IVRを経由する場合の動作イメージ
IVRを経由してコールセンターに転送している場合、IVR内で操作している滞在時間はカウントに含まれず、コールセンターに待ち呼として入ったタイミングと同時に不在判定秒数のカウントが開始されます。
※初期ガイダンスの有無による動作は、1)、2)と同様です。
不在判定の開始タイミングについての注意事項
コールセンター履歴上から応答不能時動作が実行された履歴詳細を確認する場合、設定した不在判定秒数で表示されませんのでご注意ください。
例)不在判定の開始タイミングを「着信と同時」、不在判定秒数を 15秒 とした場合
コールセンター履歴上は、「初期ガイダンスの開始」もしくは「キュー」イベントから記録されるため、直前の着信タイミングが記録されません。
同通話を発着信履歴で確認すると、該当通話の着信した時刻が記録されます。
着信時刻からカウントすると不在判定秒数のカウントは正しくカウントされているため、コールセンター履歴上で不在判定秒数が足りない場合でも正常に動作していますのでご注意ください。
2.6 シートビュー
シートビューでは、シートビュー上で表示させる項目の増減、表示順の変更が可能です。
● 表示項目の増減
編集状態で「+」アイコンから変更ください。
● 表示順の変更
編集状態で各項目の矢印マークをドラッグアンドドロップにて変更ください。
2.7 ページング処理
ページング処理では、コールセンター履歴などBIZTEL管理画面で履歴データを検索した際に、一度に表示させるデータ数をリストから選択します。
50件、100件、200件の3つから選択でき、初期設定は100件で設定されています。
ページング処理は、発着信履歴など検索後に一覧の右上に表示されます。
表示内容 | 説明 |
---|---|
◀◀ |
1ページ目に遷移します。 |
◀ | 前のページに遷移します。 |
〇 / 〇 | 「現在のページ / 全ページ数」が表示されます。 |
▶ | 次のページに遷移します。 |
▶▶ | 最後のページに遷移します。 |
2.8 OpenCTI
本項目は、BIZTELバージョン 3.2.20以降で表示されます。
本項目の設定変更実施後、ブラウザをリロードするか、OpenCTIソフトフォンを再ログインが必要です。
名称 | 説明 |
---|---|
クリックトゥコール無効化 |
Salesforceでのクリックトゥコールの有効・無効を切り替えます。 設定する :クリックトゥコールを無効化します。電話番号をクリックしても発信しません。 「クリックトゥコール即時発信」が非表示となります。 設定しない:クリックトゥコールを有効化します。電話番号をクリックすると発信します。 |
クリックトゥコール即時発信 |
クリックトゥコールの動作を設定します。 設定する :電話番号をクリックすると、発信される即時発信方式で発信します。 設定しない:電話番号をクリックすると、電話端末に電話番号が反映される確認発信方式で発信します。 |
着信ポップアップタイミング |
OpenCTI利用時に着信した際のSalesforce画面ポップアップタイミングをリストから選択します。 ・常にポップアップしない ・着信時にポップアップする ・応答時にポップアップする ※本機能はバージョン3.3.Xから利用可能です。 バージョン3.3.0未満のお客様は、着信ポップアップタイミングをSalesforce側でご設定いただく必要があります。詳細は「1.OpenCTIの設定」を参照ください。 ※バージョン3.3.0未満からOpenCTIをご利用のお客様は、バージョン3.3.0以上にシステムバージョンアップ時に、SalesforceのOpenCTIパッケージを再インストールしてください。 上書きインストールを行った場合、Salesforce内に同機能の表示が残った状態となりますが、Salesforce内の同機能表示は設定変更を行っても動作致しませんのでご注意ください。 ※BIZTELバージョン 3.4.0 までは、「応答時にポップアップする」を選択すると、着信および発信応答時にポップアップします。 |
発信ポップアップタイミング |
OpenCTI利用時に発信した際のSalesforce画面ポップアップタイミングをリストから選択します。 ・常にポップアップしない ・発信時にポップアップする ・応答時にポップアップする ※本機能はバージョン3.4.Xから利用可能です。 バージョン3.3.0未満からOpenCTIをご利用のお客様は、バージョン3.3.0以上にシステムバージョンアップ時に、SalesforceのOpenCTIパッケージを再インストールしてください。 ※Salesforce Classicをご利用のお客様は、発信ポップアップは動作対象外です。 |
非通知ポップアップ設定 |
OpenCTI利用時の非通知着信時において、Salesforce画面ポップアップの動作をリストから選択します。 ・非通知からの着信時にポップアップしない。 ・非通知からの着信時にポップアップする。 ※本機能はバージョン3.3.Xから利用可能です。 |
コールセンター着信番号表示 |
OpenCTI利用時にIVRなどを経由してコールセンターに着信した際、宛先欄の着信先外線番号の後ろにコールセンターの内線番号を表示します。 ・設定する :宛先欄の着信先外線番号の後ろに着信先コールセンターの内線番号が表示されます。 ・設定しない:宛先欄に着信先外線番号のみ表示します。 ※本機能はBIZTEL バージョン 3.7.X から利用可能です。 ※本機能はディレクトリ設定による着信先名称表示の対象外です。ディレクトリ設定の詳細は「1.OpenCTIの設定」を参照ください。 ※IVRなどを経由して着信グループに着信した場合、宛先欄に着信先外線番号のみ表示します。 |
※発信ポップアップの設定内容は、BIZTELバージョン 3.3.X からバージョンアップ後に利用する場合、着信ポップアップ設定内容に応じて値が以下の様になります。
バージョン 3.3.X での 着信ポップアップの設定内容 |
3.4.X へバージョンアップ後の 発信ポップアップの初期値 |
---|---|
常にポップアップしない | 常にポップアップしない |
着信時にポップアップする | 常にポップアップしない |
応答時にポップアップする | 応答時にポップアップする |
※発信ポップアップを有効にしている場合、ご利用バージョンにより動作が異なります。
BIZTELバージョン 3.5.3まで:発信元電話番号でSalesforce検索が行われます。
BIZTELバージョン 3.5.10以降:発信先電話番号でSalesforce検索が行われます。
2.9 エージェントコントロール
本項目は、BIZTELバージョン 3.4.0 以降で表示されます。
チャット機能 |
利用する エージェントコントロール上にチャット画面を表示します。 利用しない エージェントコントロール上のチャット画面を非表示にします。 |
---|---|
エージェントリスト表示対象 |
所属エージェント + CCリソース所持アカウント コールセンターに所属しているエージェント及び、該当するコールセンターのリソース権限を持つエージェントが表示されます。 所属エージェントのみ コールセンターに所属しているエージェントのみ表示します。 ※「所属エージェント」はいずれの選択肢の場合でも、設定したロールに関わらず表示されます。 |
設定による見え方の違いは、「2. エージェントコントロール(3.4.0以降)」を参照ください。
2.10 録音設定
本項目は、BIZTELバージョン 3.4.0 以降で表示されます。
録音ファイルに紐付けるIDを変更する事が可能です。
リクエストID |
録音ファイルに付与されるIDがリクエストIDとなります。 ※リクエストIDは通話毎に付与される一意のIDです。 |
---|---|
ユニークID |
録音ファイルに付与されるIDがユニークIDとなります。 ※ユニークIDは録音データ毎に付与される一意のIDです。 |
● 録音ファイルの命名規則
yyyymmddhhmmss-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXXX-XXX.mp3
[通話開始日][通話開始時刻]-[着信元番号]-[着信先番号]-[ユニークID]-[SRC/DST].mp3
BIZTELバージョン 3.3.X までは、「ユニークID」が固定値となります。
BIZTELバージョン 3.4.0 以降、「ユニークID」「リクエストID」の選択が可能です。
※バージョン 3.3.X から 3.4.X へバージョンアップした場合、自動的に「リクエストID」が固定値となる為、必要に応じて変更ください。
2.11 ダッシュボード
本項目は、BIZTELバージョン 3.5.0 以降で表示されます。
管理画面上で表示するダッシュボードを設定します。
2.12 通話評価フィルタ
本項目の内容は、BIZTELバージョン 3.8.0 以降で通話評価フィルタのオプション契約がある場合に表示されます。
かぶり判定秒数(秒) |
発話かぶりの判定秒数を設定します。 初期値は1秒となり、1 ~ 60秒で設定可能です。 ※変更した設定値は過去の履歴には反映されません。 |
---|---|
沈黙判定秒数(秒) |
沈黙の判定秒数を設定します。 ※変更した設定値は過去の履歴には反映されません。 |
集計対象とする最低通話時間(秒) |
通話評価フィルタの対象となる通話時間の最低秒数を設定します。 ※変更した設定値は過去の履歴には反映されません。 |
2.13 ワークスペース
本項目は、BIZTELバージョン 3.8.0 以降でコールセンタープランのご契約がある場合に表示されます。
無操作を許容する |
無操作による自動サインアウトの動作を実行するかを設定します。 許容する 許容しない |
---|---|
無操作判定時間(分) | 無操作を許容しない場合に自動サインアウトを実行する判定時間を指定します。 ※ 1 ~ 1440分で指定可能です。 |
管理画面ログイン後の遷移先 | アカウントが管理画面にログイン後、ワークスペースに遷移するか、管理画面に遷移するかを指定します。 ※ワークスペースのセッションとは影響しない設定です。 |
2.14 モバイル
本項目は、BIZTELバージョン 3.9.0 以降で、BIZTELモバイルのご契約がある場合に表示されます。
着信グループ着信時の発信番号表示 |
着信グループ経由でモバイルに着信した場合の通知番号を指定します。 宛先内線番号(初期値) 相手先番号 |
---|---|
コールセンター着信時の発信番号表示 |
コールセンター経由でモバイルに着信した場合の通知番号を指定します。 宛先内線番号(初期値) 相手先番号 |
2.15 メモ
500字以内でご自由に入力ください。