目的 |
GRANDSTREAM GRP2601の通話操作の方法を紹介します。 |
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対象プラン | プランに関わらず GRANDSTREAM GRP2601 をご利用のお客様が対象です。 |
用語 |
PoE |
ポイント |
・本マニュアルは、BIZTELでGRANDSTREAM GRP2601を利用するためのマニュアルです。 ・本マニュアルは、BIZTELの通信要件表の設定が済んでいる前提となります。通信要件表に沿った内容の設定が完了していない場合、正常に利用できない場合がございますので、事前に「1.BIZTEL通信要件表」の設定が完了しているかご確認ください。 ・本マニュアルに記載されている内容以外の操作については、動作保証しておりませんのでご注意ください。 ・本製品は弊社から購入及び、弊社にて設定した電話機がサポート対象となります。"お客様にて購入、設定した電話機”や”弊社から購入後にお客様にて設定変更された電話機"は、サポート対象外となりますのでご注意ください。 |
目次
1. 電話機の説明
1.1 各部名称
電話機の各部名称を紹介します。
①ソフトキー | 通話時や待受時にディスプレイ上のメニュー操作を行うキーです。 |
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②転送キー | 通話中に転送を行うキーです、 |
③ヘッドセットキー |
通話をヘッドセットで行うキーです。 |
④操作キー |
ディスプレイ上のメニュー操作を行うためのキーです。 |
⑤決定キー | ディスプレイ上で選択されているメニューを決定するためのキーです。 |
⑥留守電キー | 留守番電話のメッセージメニューを表示するキーです。 ※本機器の留守番電話機能はご利用いただけませんのでご注意ください。 留守番電話機能はBIZTELのボイスメール機能をご利用ください。 |
⑦ミュートキー | 通話中に通話音声をミュートするキーです。 |
⑧ダイヤルキー | 電話番号の入力やメニューに対応した番号の選択を行うキーです。 |
⑨発信キー | 電話番号入力後に発信を行うキーです。 |
⑩ボリュームキー | ボリューム調整を行うキーです。 |
⑪スピーカーキー | 通話をスピーカー出力に変更するキーです。 |
1.2 ディスプレイ上のアイコン説明
a:メニューアイコン | a のソフトキーをプッシュすることでメニューを開きます。 |
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b:履歴アイコン | b のソフトキーをプッシュすることで履歴を開きます。 |
c:電話帳アイコン | c のソフトキーをプッシュすることで電話帳を開きます。 |
d:着信拒否アイコン | d のソフトキーをプッシュすることで着信拒否状態となります。 ※着信が全て不在着信となりますのでご注意ください。 |
2. 発信する
2.1 電話番号を直接入力して発信する
電話機から発信する場合、電話番号を入力後、受話器を上げることで発信されます。
※受話器を上げてから、電話番号を入力することで発信が可能です。
※外線発信する際は必ず、市外局番から入力ください。
または、電話番号入力後、ソフトキーの左から2番目のボタンをプッシュすることで発信可能です。
※ソフトキーで発信する場合は、電話機のスピーカーでの通話となります。
2.2 発着信履歴から発信する
発着信履歴は、「ソフトキーの左から2番目のボタン」をプッシュして表示します。
履歴表示後は、発信する番号を選択した状態で「ソフトキーの左から2番目のボタン」をプッシュして発信します。
※発信時に受話器を上げると受話器での通話、受話器を上げないとスピーカーモードでの通話となります。
また受話器を上げると発信履歴が表示されるため、番号を選択した状態で「決定ボタン」または「ソフトキーの左から2番目のボタン」をプッシュすることで発信可能です。
3. 着信に応答する
3.1 着信時の動作
着信時はディスプレイ上に「コール中」及び「発信元の電話番号」が表示されます。
3.2 着信に応答する
応答する際は着信中に受話器を上げることで応答します。
※ソフトキーの1番左のボタンをプッシュすることでスピーカーモードでの応答となります。
※通話開始後は経過秒数がカウントされることを確認ください。
※受話器を上げてから2秒程で通話が開始されますのでご注意ください。
4. 通話保留
4.1 通話を保留する
通話を保留する場合は、通話中に以下の操作を行います。
手順1.ソフトキーの一番右のボタンをプッシュします。
手順2.ソフトキーの左から2番目のボタンをプッシュします。
保留後はディスプレイ上で「保留」と表示されますが、保留音の再生はされませんのでご注意ください。
※通話相手にはBIZTELの保留音が再生されます。
再度通話を保留する場合は、保留ボタンの位置がソフトキーの1番左に変わりますのでご注意ください。
4.2 保留を解除する
保留を解除する場合は、ソフトキーの左から2番目のボタンをプッシュします。
5. パーク保留、パーク応答
5.1 通話をパーク保留する
通話をパーク保留状態にする場合、通話中に「#パーク保留番号」または、「#パーク保留番号#」と入力することでパーク保留が可能です。
※パーク保留番号は、管理画面内の グループ > パークグループ から設定されている番号を確認ください。
※パーク保留後、「 701 」のようにパーク保留番号がガイダンスされる為、応答者へパーク番号をお伝えください。
※パーク保留後にディスプレイ上に「SIP:701」のようにパーク保留番号が表示されますが、表示後はすぐディスプレイから情報が消えてしまう為、ご注意ください。また、表示時間の変更はできません。
5.2 パーク保留に応答する
パーク保留中の通話に応答する場合は、パーク保留番号に対して直接発信することで応答します。
6. 通話転送
6.1 仲介転送(保留転送)
転送先の相手と通話した上で転送する方法です。
手順1.通話中に機器左上の電話機アイコンをプッシュします。
手順2.転送先電話番号を入力後、ソフトキーの左から2番目のボタンをプッシュし、発信します。
※電話機左下の受話器アイコンのボタンをプッシュでも発信可能です。
手順3.転送先が応答後、受話器を置き通話を切断します。
※ソフトキーの左から3番目のボタンをプッシュして切断でも同じ動作となります。
手順4.「Transfer Operation complete」と表示が確認できたら転送完了です。
転送先を呼出し中のキャンセル方法
呼出し中にソフトキーの1番左のボタンをプッシュします。
保留状態へと戻りますので保留を解除して通話に戻ります。
転送先との通話中のキャンセル方法
ソフトキーを1番右 > 1番左 > 左から3番目の順にプッシュします。
保留状態へと戻りますので保留を解除して通話に戻ります。
6.2 ブラインド転送
転送先の相手と通話せずに転送する方法です。
手順1.通話中に電話機アイコンをプッシュします。
手順2.転送先電話番号を入力後、ソフトキーの1番右のボタンをプッシュします。
手順3.「trancefer operation cpmpleted」と表示が確認できたら転送完了です。
※ブラインド転送完了後、転送者の通話は切断されます。
※ブラインド転送利用時、転送先には発信元の電話番号が通知されます。
7. ピックアップ
他の電話端末に着信した際にピックアップ(代理応答)することが可能です。
「*8 」に対して発信することでピックアップが可能です。
※BIZTELバージョン3.11.0以降、「90000 」に対して発信することでもピックアップ可能です。
※ピックアップを利用する場合は、事前にピックアップグループの設定が必要です。
詳細は「1.ピックアップグループの設定」を参照ください。
8. 音量調整
音量調整は、ボリュームキーにて設定します。
待受時の操作:着信音のボリューム調整が可能です。
通話時の操作:通話相手の音声のボリューム調整が可能です。
※待受時に調整する場合は、音量選択後にサンプル音声が再生されるため、任意のボリュームに設定ください。