| 目的 |
GRANDSTREAM DP720 の通話操作を紹介します。 |
|---|---|
| 対象プラン | プランに関わらず GRANDSTREAM DP720 をご利用のお客様が対象です。 |
| 用語 | 特にございません。 |
| ポイント |
・本マニュアルは、BIZTELでGRANDSTREAM DP750、DP720を利用するためのマニュアルです。 ・本マニュアルは、BIZTELの通信要件表の設定が済んでいる前提となります。通信要件表に沿った内容の設定が完了していない場合、正常に利用できない場合がございますので、事前に「1.BIZTEL通信要件表」の設定が完了しているかご確認ください。 ・本マニュアルに記載されている内容以外の操作については、動作保証しておりませんのでご注意ください。 ・本製品は弊社から購入及び、弊社にて設定した電話機がサポート対象となります。"お客様にて購入、設定した電話機”や”弊社から購入後にお客様にて設定変更された電話機"は、サポート対象外となりますのでご注意ください。 |
目次
1.電話機の説明
各部名称
| ①ソフトキー（左） | ディスプレイ上に表示されるメニューを操作するためのキーです。 |
|---|---|
| ②ソフトキー（右） | ディスプレイ上に表示されるボタンを操作するためのキーです。 |
| ③発信 / 応答キー | 通話に応答、通話を発信する際に操作するためのキーです。 |
| ④切断キー | 通話を切断するためのキーです。 長押しすることで電源オフ・オンが可能です。 |
| ⑤決定キー | カーソルで選択された項目を実行するためのキーです。 |
| ⑥操作キー | カーソル操作を行うためのキーです。 |
| ⑦ダイヤルキー | 電話番号の入力、文字の入力に利用するためのキーです。 |
| ⑧ハンズフリー・スピーカーキー | プッシュすることでスピーカーモードで通話を行うことが可能です。 |
| ⑨ミュートキー | プッシュすることでミュートの切り替えが可能です。 |
2.発信する
2.1 電話番号を直接入力して発信する
電話機から発信する場合、電話番号を入力後、発信/応答キー（またはソフトキー（左））をプッシュします。
2.2 発着信履歴から発信する
発着信履歴は、ソフトキー（左）をプッシュすることで表示可能です。
発着信履歴は、すべての通話、不在着信、受話済み通話、発信電話の 4種類 に分かれます。
※以下の画面は、全ての通話を選択している画面です。
発着信履歴から発信する場合、発信する電話番号を選択後、応答キーをプッシュします。
3.着信に応答する
着信中に発信/応答キー（または、ソフトキー（左））をプッシュします。
注意事項
ミュート状態（赤い丸に白線のアイコン）の場合、DP720が鳴動せず不在着信として履歴情報のみ残る状態となりますので、ご注意ください。
ミュート状態の解除方法
・ミュートボタンを長押しする
・ミュートボタンを長押しで解除されない場合、以下の設定をご確認ください。
DP720のメニューを開き、設定 > DNDとしてミュートする の項目を有効化に変更し、保存する。
設定変更後、ミュートボタンを長押し、解除操作が可能かご確認ください。
4.通話保留
4.1 通話を保留する
通話を保留する場合、通話中にソフトキー（右）をプッシュします。
4.2 保留を解除する
保留解除する場合、通話中にソフトキー（右）をプッシュします。
5.パーク保留、パーク応答
5.1 通話をパーク保留する
通話をパーク保留状態にする場合、通話中に「#パーク保留番号」または、「#パーク保留番号#」と入力することでパーク保留が可能です。
※パーク保留番号はお客様環境にて設定されている番号を入力ください。
※パーク保留完了後、「701」のようにパーク保留番号のガイダンスが再生されます。
パーク保留番号は、電話を応答する方にお伝えください。
5.2 パーク保留に応答する
パーク保留に応答する場合、パーク保留番号（ 701 など ）に対して発信することで通話が開始されます。
6.通話転送
6.1 保留転送
6.1.1 仲介転送
仲介転送は転送先との通話を行ったうえで転送する方法です。
手順１．通話中にソフトキー（右）をプッシュし、保留します。
手順２．ソフトキー（左）をプッシュし、「仲介転送」を選択します。
手順３．転送先の電話番号を入力し、発信します。
※発信操作を行わない場合でも番号入力後は自動で発信されます。
※転送を解除する場合は、呼出し中にソフトキー（右）をプッシュします。
手順４．転送先が応答後、ソフトキー（左）をプッシュすることで転送完了です。
6.1.2 新しく発信
転送動作としては「6.1.1 仲介転送」と大きな違いはありませんが、同様に転送を行える方法です。
手順１．通話中にソフトキー（右）をプッシュし、保留します。
手順２．ソフトキー（左）をプッシュし、「新しく発信」を選択します。
手順３．転送先の電話番号を入力し、発信します。
※発信操作を行わない場合でも番号入力後は自動で発信されます。
手順４．転送先が応答後、ソフトキー（左）をプッシュし、「転送」をプッシュします。
6.2 ブラインド転送
ブラインド転送は、転送先との通話を介さずに転送する方法となります。
手順１．通話中にソフトキー（右）をプッシュし、保留します。
手順２．ソフトキー（左）をプッシュし、ブラインド転送を選択します。
手順３．転送先電話番号を入力し、発信します。
手順４．転送操作をした方の通話が切断されることを確認します。
※転送された通話は発信元の電話番号が表示されて通知されます。
7.ピックアップ
他の電話端末に着信した際、「＊8 」に対して直接発信することでピックアップ（代理応答）することが可能です。
※ピックアップを利用する場合は、事前にピックアップグループの設定が必要です。
詳細は「1.ピックアップグループの設定」を参照ください。
8.会議機能
本操作は、自身を含む 3名 で通話が可能な機能です。
※本機能は、機器固有の機能となります。BIZTELの三者通話機能とは異なりますのでご注意ください。
手順１．通話中にソフトキー（右）をプッシュし、保留します。
手順２．ソフトキー（左）をプッシュし、「電話会議」を選択します。
手順３．転送先の電話番号を入力し、発信します。
※発信操作を行わない場合でも番号入力後は自動で発信されます。
手順４．転送先が応答すると電話会議が開始されます。
電話会議中は、ソフトキー（左）をプッシュすることで、参加者それぞれに対して保留・切断を行うことが可能です。
保留をプッシュすると選択した電話番号のみ保留され、Kickをプッシュすると選択した電話番号のみを切断します。
保留を解除する場合は、再度ソフトキー（左）をプッシュし、保留解除操作を実施ください。
9.音量調整
操作キーの左右でボリューム調整することが可能です。
通話中：通話音量の調整を行います。
通話外：着信音量の調整を行います。