目的 |
コールセンターレポート機能とは異なり、ユーザが重要視するKPI対象のみをダッシュボード画面上に特化して表示することができます。また単純なデータの数字表現ではなく、グラフ表示による視覚判断を容易にした運用を実現できる機能性です。 |
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対象プラン |
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用語 |
【ウィジェット】 一般的にはデスクトップやホーム画面に表示できるアプリを指します。 |
ポイント |
※ダッシュボードの集計数は、リアルタイムの集計数と比較して下記「4.2 メインダッシュボードの画面更新」の時間軸の影響により、最大20分程度のタイムラグが発生する場合があります。 ※ダッシュボードは、BIZTELバージョン 3.5.0 以降でご利用頂けます。 |
目次
1. ダッシュボードとは
ダッシュボードは、コールセンター業務の管理視点に特化したレポート機能です。ユーザがKPIとして定義している「放棄数」や「応答率」などの各データを「ダッシュボード画面」のウィジェット上に様々なグラフで表示します。対象KPIの期間や表示サイズも任意に調整でき、ユーザは直感的にKPI指標を把握する業務運用が可能です。
2. ダッシュボードの権限範囲
ダッシュボードを参照、編集する為に必要な権限について紹介します。
各ロールでのダッシュボードに関する権限有無
各ロール毎に付与されている権限は以下となります。
アカウント | ロール | 権限 |
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最上位アカウント | システム管理者 | 参照・編集・削除・新規 |
ユーザ作成アカウント | システム管理者 | 参照・編集・削除・新規 |
ユーザ作成アカウント | スーパバイザ | 参照 |
ユーザ作成アカウント | ユーザ | 権限なし |
※ロールに割り当てられている権限を変更することはできません。
(例えばスーパバイザロールでリソース権限を割り当てても編集することはできません。)
※ダッシュボードの参照や編集を行うには、対象リソース(コールセンター)に対して権限を所有している必要があります。権限付与の詳細は「1.権限(ロールとリソース)の設定」を参照ください。
3. ダッシュボードの設定手順
ダッシュボードは、以下の手順で設定を行います。
①分析対象設定(分析対象とするコールセンターの選択)
②ウィジェット設定(コールセンターの集計内容をグラフ等で可視化した要素の作成)
③ダッシュボード設定(ウィジットを配置したダッシュボードの作成)
④メインダッシュボード(表示するダッシュボードの選択)
【イメージ図】 ※クリックして拡大表示が可能です。
各メニューの詳細については以下マニュアルを参照ください。
3.1 メインダッシュボード
事前に作成したダッシュボードを「ダッシュボード」>「メインダッシュボード」に表示します。
※3.2~3.4が完了した上で設定が可能となります。
対象マニュアル | 2.メインダッシュボードの設定 |
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3.2 分析対象設定
ダッシュボードの分析対象とするリソースを設定します。
対象マニュアル | 3.分析対象の設定 |
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3.3 ウィジェット設定
ダッシュボードに配置するウィジェットを設定します。
対象マニュアル | 4.ウィジェットの設定 |
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3.4 ダッシュボード設定
ウィジェットを配置してダッシュボードを設定します。
対象マニュアル | 5.ダッシュボードの設定 |
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4. データの蓄積仕様
ダッシュボードへ反映するデータ蓄積の仕様について紹介します。
※「3.分析対象の設定」で、分析対象として設定したコールセンターのみデータの蓄積が可能です。
4.1 定期処理と蓄積データについて
直近の対象データを10分単位で蓄積しダッシュボードに反映します。
リアルタイムの集計数と比較して下記「4.2 メインダッシュボードの画面更新」の時間軸の影響により、最大20分程度のタイムラグが発生する場合があります。
(手動で画面更新をする場合は処理タイミング後に、処理が完了していれば処理対象の件数が加算されています。)
4.2 メインダッシュボードの画面更新
メインダッシュボードは手動表示のほか、表示内容が自動更新されます。
※自動更新は10分単位(10分,20分,30分…)で実施されますが、負荷分散のため更新秒はメインダッシュボードを開いたブラウザごとに異なります。
例)更新タイミングが10分7秒に決定した場合、xx:00:07、xx:10:07、xx:20:07・・・の間隔で更新されます。
注意事項
● 一度システム側で更新タイミングが決定されると、画面がリフレッシュされない限りは同じタイミングで更新を継続します。
● メインダッシュボードの手動表示から更新タイミングまで120秒を経過していない場合、直近の画面更新をスキップし、次回の更新タイミングで実施されます。
4.3 蓄積データの削除について
蓄積データの削除日はシステム設定の履歴保持期間に基づきますが、月初の日付分のデータが履歴保持期間を超過した場合、該当月の「月単位」のデータがウィジェットの表示対象外となります。
※履歴画面や各レポート画面では、履歴保持期間内の全てのデータが表示されます。
例)11/1分の履歴が保持期間を超過した場合、集計範囲を「今月」や「先月」と指定したウィジェットの11月分集計結果が表示されません。
(11/2~11/30の日単位の集計結果は表示されます。)