目的 |
ダッシュボードに表示するウィジェットを作成します。 |
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対象プラン |
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用語 |
【ウィジェット】 一般的にはデスクトップやホーム画面に表示できるアプリを指します。 |
ポイント |
システム管理者のロールで、参照・編集・削除ができます。 スーパバイザのロールで参照ができます。 ※ダッシュボードは、BIZTELバージョン 3.5.0 以降でご利用頂けます。 ※ダッシュボードの設定手順や仕様の詳細は「1.ダッシュボードの設定手順と仕様」を参照ください。 |
目次
1. ウィジェットを設定する
ダッシュボードに配置するウィジェットの設定手順を紹介します。
手順1.BIZTEL管理画面より「ダッシュボード」>「ウィジェット設定」をクリックします。
手順2.「新規」をクリックします。
手順3.必要事項を入力し、「保存」をクリックします。
※各項目の詳細
ウィジェット名 |
1~60文字以内で名称を登録します。 |
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データソース |
ウィジェットに表示するデータソース(グラフの集計元)を選択します。 ※現在は「コールセンター」のみ選択対象です。 |
表現方法 |
ウィジェットの表現方法(グラフの種類)を選択します。 詳細は「2. 表現方法について」を参照ください。 ※表現方法を変更すると「範囲」、「値」の設定値はクリアされます。 |
範囲 |
データの抽出範囲(期間)を指定します。 詳細は「2. 表現方法について」を参照ください。 ※システム設定の履歴保持期間を経過して、削除されたデータを抽出することはできません。詳細は「1.ダッシュボードの設定手順と仕様」を参照ください。 |
値1~値3 |
集計対象とする1~3番目の値を選択します。 詳細は「3.値と集計方法について」を参照ください。 |
メモ | 500字以内でご自由に入力ください。 |
手順4.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリックします。
2. 表現方法について
5種類の表現方法と設定範囲について説明します。
2.1 ヒートマップ
行列形式で表示する数値の強弱を色彩で視覚化したグラフ表現です。
表示内容
最小値と最大値から5分割で色の濃淡を調整し表示します。(カラーや割合の変更はできません。)
範囲
ヒートマップで表示する対象期間を以下から選択します。
● 今日の「日・時間帯別」
● 今週の「日・時間帯別」
● 今月の「日・時間帯別」
● 昨日の「日・時間帯別」
● 先週の「日・時間帯別」
● 先月の「日・時間帯別」
● 過去半年の「月・時間帯別」 ※BIZTELバージョン 3.6.0以降で表示されます。
● 過去1年の「月・時間帯別」 ※BIZTELバージョン 3.6.0以降で表示されます。
● 過去4週間の「曜日・時間帯別」
● 過去12週間の「曜日・時間帯別」
● 過去10日の「日・時間帯別」
● 過去30日の「日・時間帯別」
● 過去180日の「日・時間帯別」
● 過去365日の「日・時間帯別」
2.2 円形ゲージ
対象データの数値に応じて円形ゲージを色の範囲(色面積)で表現したグラフです。
表示内容
「ダッシュボード設定」で指定した目標値に対する集計値を視覚表示します。
※目標値は、ウィジェットをダッシュボードに配置した後に設定します。
範囲
円形ゲージで表示する対象期間を以下から選択します。
● 今日の状況
● 今週の状況
● 今月の状況
● 昨日の状況
● 先週の状況
● 先月の状況
● 過去10日の状況
● 過去30日の状況
● 過去180日の状況
● 過去365日の状況
2.3 線形ゲージ
対象データの値を直線の長さで示したグラフです。
表示内容
「ダッシュボード設定」で指定した目標値に対する集計値を視覚表示します。
※目標値は、ウィジェットをダッシュボードに配置した後に設定します。
範囲
線形ゲージで表示する対象期間を以下から選択します。
● 今日の状況
● 今週の状況
● 今月の状況
● 昨日の状況
● 先週の状況
● 先月の状況
● 過去10日の状況
● 過去30日の状況
● 過去180日の状況
● 過去365日の状況
2.4 縦棒グラフ
データの値を縦棒の長さで表現するグラフです。値ごとに棒データは異なる色で表現されます。
表示内容
グラフ内の棒データにマウスポインタを合わせると集計内容が表示されます。
範囲
縦棒グラフで表示する対象期間を以下から選択します。
● 今日の「時間帯別」
● 今週の「日別」
● 今月の「日別」
● 昨日の「時間帯別」
● 先週の「日別」
● 先月の「日別」
● 過去半年の「月別」
● 過去1年の「月別」
● 過去10日の「日別」
● 過去30日の「日別」
● 過去180日の「日別」
● 過去365日の「日別」
注意事項
● 「過去365日の「日別」」など、表示データが多い場合に日付の表示が一部省略されますが、データは正しく表示されます。
2.5 折れ線チャート
時系列に沿った対象データの数値を折れ線として連続表示するグラフです。
表示内容
グラフ内の折れ線データにマウスポインタを合わせると集計内容が表示されます。
範囲
折れ線チャートで表示する対象期間を以下から選択します。
● 今日の「時間帯別」
● 今週の「日別」
● 今月の「日別」
● 昨日の「時間帯別」
● 先週の「日別」
● 先月の「日別」
● 過去半年の「月別」
● 過去1年の「月別」
● 過去10日の「日別」
● 過去30日の「日別」
● 過去180日の「日別」
● 過去365日の「日別」
注意事項
● ダッシュボードでは、2つ以上のデータが存在しないと線として表示されません。
● 「過去365日の「日別」」など、表示データが多い場合に日付の表示が一部省略されますが、データは正しく表示されます。
2.6 テキスト
値に指定した内容をテキスト表示します。
※BIZTELバージョン 3.10.X以降で利用可能です。
対象
テキストで表示する対象を以下から選択します。
● バージョン
「ライセンス設定」 > 「バージョン」の内容を表示します。
● 通話録音の状況
「ライセンス設定」 > 「現在の通話録音の状況(上限) /通話録音の状況(上限)」の内容を表示します。
● 最も古い通話録音日付
「ライセンス設定」 > 「最も古い通話録音日付」の内容を表示します。
3. 値と集計方法について
各表現方法に設定できる値の数と集計方法について紹介します。
設定できる値の数
表現方法ごとに設定できる「値」の項目は以下の通りです。
表現方法 | 値1 | 値2 | 値3 |
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ヒートマップ | 設定可 | 不可 | 不可 |
円形ゲージ | 設定可 | 不可 | 不可 |
線形ゲージ | 設定可 | 設定可 | 設定可 |
縦棒グラフ | 設定可 | 設定可 | 設定可 |
折れ線チャート | 設定可 | 設定可 | 設定可 |
「値」の集計方法
各表現方法の「値」に設定できる集計方法が以下の通りです。
着信数(合計) |
コールセンターに着信した呼の合計を表示します。 |
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応答数(合計) |
エージェントが通話に応答した呼の合計を表示します |
保留数(合計) |
エージェントが通話を保留した回数の合計を表示します。 |
放棄呼数(合計) |
エージェントが応答する前に発信元が切断した呼の合計を表示します。 |
タイムアウト数(合計) |
コールセンターの「不在判定(秒)」で設定した時間を経過し、不在応答の動作が起動した呼の合計を表示します。 |
応答速度(平均) | 着信からエージェントが応答するまでの時間(秒)の平均を表示します。 |
応答速度(最大) | 着信からエージェントが応答するまでの時間(秒)のうち、最も大きかった値を表示します。 |
通話時間(平均) | 通話時間(秒)の平均を表示します。 |
通話時間(最大) | 通話時間(秒)のうち、最も大きかった値を表示します。 |
保留時間(平均) | 保留時間(秒)の平均を表示します。 |
保留時間(最大) | 保留時間(秒)のうち、最も大きかった値を表示します。 |
放棄時間(平均) | 放棄時間(秒)の平均を表示します。 |
放棄時間(最大) | 放棄時間(秒)の内、最も大きかった値を表示します。 |
後処理時間(平均) | 後処理時間(秒)の平均を表示します。 ※コールセンター設定において、「自動的に後作業にする」が設定されている場合のみ集計します。 |
後処理時間(最大) | 後処理時間(秒)のうち、最も大きかった値を表示します。 |
応答率 |
次の計算式の結果を表示します。 ※表記例:99.99%(小数点第三位で四捨五入) |
注意事項
● ダッシュボードに表示されるデータの保持期間は、システムの履歴保持期間に基づきます。3ヶ月以上の長い期間を範囲として設定してもダッシュボードに表示されない場合があります。
● BIZTELバージョン 3.6.10 以降、ステータスが後作業へと変更になり 24時間経過したデータについては集計対象外となります。