※本マニュアルは、BIZTELバージョン 3.10.X以降をご利用のユーザ様向けです。
BIZTELバージョン 3.9.Xまでをご利用の場合は、「1.エージェントレポート作成(3.9.Xまで)」を参照ください。
目的 | 各エージェントのコールセンター受電の通話数やステータスを集計し、データをCSVダウンロードできます。 |
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対象プラン |
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用語 |
【稼働率】 (コールセンター受電の通話時間+設定したステータス時間) / ログイン時間 で算出されます。 |
ポイント |
・システム管理者のロールで、参照・編集・削除ができます。 ・スーパバイザのロールで参照・編集ができます。 ※本機能はBIZTELバージョン 3.10.X以降で利用可能です。 |
目次
1. エージェントレポート:着信とは
コールセンター受電に関するエージェント個別の稼働実績をステータス毎に集計するほか、エージェント全体の稼働実績を月・日・時間・曜日毎に集計します。
エージェントのスキルレベルを把握できるだけでなく、計画通り運営できているか検証することが可能になります。
各種レポートについて
着信種別・目的ごとに各種レポート機能をご利用ください。
着信通話のレポート集計 | |
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コールセンター単位で集計したい | コールセンターレポート:着信 |
エージェント単位で集計したい | エージェントレポート:着信 |
発信通話のレポート集計 | |
窓口単位で集計したい | コールセンターレポート:発信 ※集計対象は窓口発信のみです。 |
エージェント単位で集計したい | エージェントレポート:発信 ※集計対象は窓口発信のみです。 |
電話番号単位で集計したい | 電話番号レポート:発信 |
2. エージェンレポート集計方法
エージェントレポート:着信の集計までの流れを紹介します。
2.1 エージェントレポート:着信の集計
本項目では、エージェントレポート:着信の基本的な集計方法を説明します。
各項目の詳細は「4.エージェントレポート:着信の集計項目詳細(3.10.X以降)」を参照ください。
手順1.BIZTEL管理画面より「コールセンター」>「エージェントレポート:着信」をクリックします。
手順2.集計期間(集計開始日時・集計終了日時)を選択します。
※時間選択での集計範囲
2021/05/01 09:00 ~ 2021/05/01 12:00 と選択した場合、05/01 09:00:00 ~ 11:59:59のデータを集計します。
手順3.集計対象を選択します。
コールセンター | 集計対象をコールセンターとします。 |
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業務ラベル |
集計対象を業務ラベルとします。 |
手順4.集計タイプを選択します。
通話・ステータスレポート | 集計対象をコールセンターとします。 |
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日時・曜日別レポート |
集計対象を業務ラベルとします。 |
手順5.画面右側「集計対象」から集計対象とするコールセンターにチェックを入れます。
手順6.タブを「エージェント」に切り替え、集計対象とするエージェントにチェックを入れます。
手順7「集計」をクリックします。
集計結果が表示されていることを確認ください。
2.2 詳細設定
画面右側の「詳細設定」タブから、応答不能集計秒数と、稼働率の算出方法を設定可能です。
応答不能集計秒数
応答不能回数(エージェントが応答できなかった呼び出し回数)を集計する際に、何秒以上呼出時間が経過した呼を集計対象にするかを秒数指定します。
上図の場合、30秒以上経過してエージェントが応答できなかった呼を対象に集計します。
稼働率の算出方法
後作業(CC紐づけあり) | コールセンターの「自動的に後作業にする」設定で後作業ステータスになった場合に集計されます。 |
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後作業(CC紐づけなし) |
エージェントや管理者が手動で後作業ステータスに変更した場合に集計されます。 |
稼働率を算出する際に、ステータス時間に後処理、離席、休憩、追加ステータスの時間を含めるかを指定します。
2.3 表示設定
表示設定では、集計対象としてどのステータスを含めるかをチェックします。
後作業(CC紐づけあり) | コールセンターの「自動的に後作業にする」設定で後作業ステータスになった場合に集計されます。 |
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後作業(CC紐づけなし) |
エージェントや管理者が手動で後作業ステータスに変更した場合に集計されます。 |
※「後作業」「休憩中」「離席中」は標準で集計対象となっています。
2.4 集計対象の保存
前回集計した「集計対象」などの情報は自動保存されるため、チェックを付けた集計項目は、次回エージェントレポート:着信を開いたタイミングでチェックが付いた状態が維持されます。
※最後に集計した情報が維持されるため、集計パターンを保存することはできませんのでご注意ください。
3. エージェントレポート:着信の操作
3.1 グラフエリアの操作
グラフエリアの操作について説明します。
表示・非表示
グラフエリアの項目名をクリックする事で表示内容の表示・非表示を変更可能です。
例)着信数を表示・非表示にした場合
拡大・縮小
グラフエリア上で、マウスホイールで上下にスクロールする事で拡大、縮小が可能です。
● 拡大した場合
● 縮小した場合
数値確認方法
グラフ上で、データの上にマウスポインタを合わせると該当の数値が表示されます。
ソートについて
データエリアにて、表示項目をソートした場合、ソート内容に応じてグラフエリアも表示が変わります。
例)保留数でソートした場合
3.2 データエリア
データエリアは、設定した集計対象のデータが表示されます。
表示幅変更
項目名の仕切り線をクリックし、横に移動する事で表示項目の幅を変更可能です。
表示項目のつまみをクリックしながら移動する事で、表示幅を変更する事ができます。
● データエリアの幅変更
● 集計対象・詳細設定タブの幅変更
ソートについて
データエリアに表示されている項目名をクリックする事でソートが可能です。
4. CSVダウンロード
集計したレポートはCSVデータでダウンロードする事が可能です。
画面上部に表示されている「CSVダウンロード」をクリックしてください。
ダウンロードが完了した事をご確認ください。
5. 注意事項
エージェントレポート:着信とエージェント活動履歴の値は一致しない値となりますのでご注意ください。
例)エージェントの通話数を確認する場合
下図のように同条件で検索した場合でもエージェントレポート:着信とエージェント活動履歴では件数に相違が発生します。
エージェントレポート:着信は実際の「通話数」を出力しますが、エージェント活動履歴はエージェントのステータスの遷移を記録しています。
1つの通話内で保留とした場合は「通話中」→「保留中」→「通話中」のように記録される為、「通話中」のステータスが複数回記録されます。