目的 |
本マニュアルでは、ワークスペースの基本的な利用方法を紹介します。 |
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対象プラン | |
用語 |
【ワークスペース】 【SMS】 |
ポイント |
・本機能は、BIZTELバージョン 3.8.0 以降で利用可能です。 ・ワークスペースについてのマニュアルは以下を参照ください。 |
目次
2.2 スーパバイザ、システム管理者ロールのアカウントでワークスペースを開く
1.事前準備
1.1 事前確認
ワークスペースの機能性を活用する為に以下の設定が満たされていることをご確認ください。
・BIZTELのソフトフォンが起動されていること
・利用するアカウントの「エージェント設定」の項目が「設定する」になっていること
・利用するアカウントがコールセンターに所属していること
1.2 必要に応じて登録を行う設定
・ワークスペースでは、BIZTELの電話帳の登録内容を参照してお客様情報を表示することが可能です。よくやり取りが発生するお客様の情報は事前に電話帳に登録ください。
※電話帳の設定箇所
共通電話帳:「管理画面」>「共通設定」>「共通電話帳」
端末電話帳:「管理画面」>「電話端末」>「電話端末」>「設定する内線番号をクリック」>「端末電話帳」
電話帳の登録方法は、「1.共通電話帳と端末電話帳」を参照ください。
2.ワークスペースの開き方
ワークスペースを利用可能なアカウントは、各アカウントの「エージェント利用」の設定項目が「設定する」となっていることをご確認ください。
2.1 ユーザロールのアカウントでワークスペースを開く
ユーザロールのアカウントでワークスペースを開く場合、BIZTEL管理画面のログイン画面からログインすることで、ワークスペースの画面に接続されます。
尚、「システム設定」にてログイン時に開く画面を「管理画面」と「ワークスペース」を切り替えることが可能です。お客様の運用に沿った動作を選択ください。
※システム設定はシステム管理者ロールのアカウントにて操作ください。
2.2 スーパバイザ、システム管理者ロールのアカウントでワークスペースを開く
スーパバイザ、システム管理者ロールのアカウントでワークスペースを開く場合、BIZTEL管理画面にログイン後、ワークスペースアイコンをクリックすることで接続可能です。
※スーパバイザ、システム管理者ロールのアカウントは、BIZTEL管理画面へのログイン後の画面を指定することはできません。
2.3 BIZTELバージョン3.8.0 未満からバージョンアップした場合の動作について
BIZTELバージョン 3.8.0 未満からバージョンアップした場合、システム設定の「管理画面ログイン後の画面遷移先」の設定は「管理画面」が設定されます。
その為、ユーザロールで管理画面にログインした場合、ワークスペース画面ではなく管理画面が表示されますので、必要に応じてシステム設定の値を変更してください。
3.ワークスペースの基本的な使い方
3.1 ワークスペースの基本動作
ワークスペースは、BIZTELのコールセンターに着信しエージェントを呼び出した場合などにワークスペース上の通話UIにて着信をお知らせします。(内線通話や発信時にも動作します。)
通話に応答することで通話画面に遷移し、応対メモやタグ付け等の操作が可能です。
※ワークスペースで通話UIを利用する場合、ソフトフォン(インストール版)の起動が必須です。
※WebRTC版ソフトフォン、固定電話、OpenCTIでは正常に動作しないためご注意ください。
● トップ画面の例
● 着信中画面の例
● 通話中画面の例
● 動画イメージ
3.2 通話に対してタグを付ける・外す
通話履歴にタグを紐づけることが可能です。
履歴にタグを設定する場合、編集ボタンから必要なタグにチェックを入れ、画面内のいずれかをクリックすることでタグ付けすることが可能です。
タグを外す場合、紐づいているタグの × ボタンをクリックし、削除してください。
※タグ機能の詳細は「1.タグ」を参照ください。
● 動画イメージ
3.3 通話に対して応対メモを残す
応対メモを残す場合、編集ボタンから1,000文字以内で入力し、保存ボタンをクリックします。
キャンセルする場合は、キャンセルボタン(× ボタン)をクリックします。
尚、記録した応対メモは発着信履歴、業務ラベル履歴、コールセンター履歴に反映されます。
● 動画イメージ
3.4 ワークスペースの通話UIにて通話操作する
ワークスペースでは、通話UIを利用してソフトフォンと連動し、通話操作を行うことが可能です。
通話UIにて可能な通話操作は以下となります。
・通話の応答、切断
・通話の保留
・パーク保留、パーク応答
・通話の転送(保留転送、*転送、#転送)
※三者通話、ピックアップ、手上げ操作、待ち呼表示機能は通話UIから操作することができません。
上記操作が必要な場合、インストール版ソフトフォンからの操作が必要です。
※通話UIは、通話成立時に自動的に非表示になります。なんらかの操作を行う場合は通話UIを再表示の上、操作してください。
※発着信時はソフトフォンが最前面に表示されるため、ソフトフォンを最小化しての利用を推奨します。
● ソフトフォンを最小化していない場合
ソフトフォンが最前面に表示される為、最小化する操作が必要です。
● コールセンターの内線番号に*転送した場合の動作について
コールセンターの内線番号に対して*転送を行う場合、転送先コールセンターで着信した際のエージェントの動作が、バージョンごとで以下の通り異なります。
BIZTELバージョン 3.8.10未満
転送先コールセンターに所属するエージェントが*転送の通話を着信した際、応対詳細が自動で開きません。
※本動作は、#転送も同様となります。
BIZTELバージョン 3.9.0未満
転送先コールセンターに所属するエージェントが*転送の通話を着信した際、応対詳細が自動で開きますが、タブに表示されるのは発信元の外線番号(番号透過)、応対詳細の「接続情報」>「電話番号」には転送元の内線番号が表示されます。
通話後、応対詳細を更新するといずれも転送元の内線番号が表示されます。
BIZTELバージョン 3.9.0以降
転送先コールセンターに所属するエージェントが*転送の通話を着信した際、応対詳細が自動で開き、タブと応対詳細の「接続情報」>「電話番号」のいずれにも転送元内線番号が表示されます。
● ソフトフォンを最小化している場合
ソフトフォンを最小化していることで、ソフトフォンが最前面に表示されない為、そのまま操作いただけます。
3.5 エージェントステータスを変更する
ステータスタブから、エージェントステータスを変更することが可能です。
4.ワークスペースからサインアウトする
業務終了後は、ワークスペースからサインアウトします。
画面上部の「アカウント名」>「サインアウト」の順にクリックし、ワークスペースからサインアウトしてください。