目的 |
ご利用中のBIZTELを最新版へバージョンアップすることで、新機能や安定性が向上した環境をご利用頂けます。 ※本機能はBIZTELバージョン 3.3.0以上のお客様でBIZTELバージョン3.4.x以上へバージョンアップを行う際にご利用頂けます。 |
---|---|
対象プラン | |
用語 |
特にありません。 |
ポイント |
・お客様の任意のタイミングでバージョンアップが可能です。 ・予約可能な日時は翌日から30日間かつ、時間帯は22時~29時となります。 ※Chrome拡張機能のみ、BIZTELサーバのバージョンに関係なくChromeストア側で自動更新が行われます。 |
目次
1. バージョンアップ予約機能について
1.1 バージョンアップ予約機能とは
BIZTELバージョン 3.3.0 以降、新バージョンのBIZTELがリリースされ次第、お客様にてバージョンアップ予約を行うことで、自動でバージョンアップを行うことが可能です。
新バージョンのリリースについては弊社プレスリリース、またはリリースノートをご確認ください。
【プレスリリース】
【リリースノート】
https://strg1.link.co.jp/public/k0ZEgAOFnMVA_3UBg-p4vNcaCz3lsUktJDZU13B5c2Xd
※リリースノートは、新機能・仕様変更バージョンの記載があります。
※バージョンアップ予約はシステム管理者ロールのアカウントのみ予約可能です。
※現在ご利用中のバージョンは「ライセンス設定」>「システム」>「バージョン」をご確認ください。
※バージョンアップ予約機能は、新バージョンリリース直前等、予告なくメンテナンス中に変更する場合があります。以下のような画面が表示される場合は、予約可能となるまでお待ち頂けますようお願いします。
1.2 バージョンアップ予約の全体イメージ
バージョンアップを予約する場合のイメージは以下の様になります。
※ソフトフォンのアップデートは、ご利用バージョンにより事前アップデートが必須となります。
「4. ソフトフォンをアップデートする」を確認し、アップデート要否をご確認ください。
※OpenCTIのアップデートは、ご利用中のお客様のみ対応が必要です。詳細は「1.OpenCTIの設定」をご確認ください。
※バージョンアップに失敗し、旧バージョンへの切り戻しが発生した場合、弊社よりご連絡を差し上げます。
2. バージョンアップ予約を行う
バージョンアップ予約の手順を紹介します。
手順1.BIZTEL管理画面にて、「システム設定」>「バージョンアップ予約」をクリックします。
手順2.「新規」をクリックします。
手順3.必要情報を入力、選択し、「保存」をクリックします。
バージョンアップ開始時間 | カレンダー上で、バージョンアップ日時を選択後、開始時間が自動反映されます。 |
---|---|
バージョンアップ対象バージョン | バージョンアップを希望する対象バージョンを選択します。 ※BIZTEL最新バージョンのみ選択可能です。 |
通知先メールアドレス | バージョンアップに関する情報の通知を行う宛先を登録します。 ※メールアドレスは「 , 」で区切ることで複数登録が可能です。 |
カレンダー(画面下部) | カレンダー上からバージョンアップを行う日時を選択します。 ※当日夜間から 1か月 の期間内で予約が可能です。 ※予約可能な日時は「〇」、予約が埋まっている日時は「×」が表示されます。 ※翌営業日が弊社休業日は予約ができません。 |
手順4.バージョンアップに関する注意事項を確認し、「OK」をクリックします。
※注意事項の画面上、ソフトフォンのバージョンは必須項目である旨の記述がありますが、お客様内での事前バージョンアップの要否を「4.1 ソフトフォンの対応バージョンについて」からご確認ください。
手順5.予約が完了した事をご確認ください。
バージョンアップの開始時間・終了時間について
バージョンアップ開始時間を「2020/12/04 26:00」に設定した場合、実際にバージョンアップが実行される時間は「2020/12/05 02:00(早朝2時)~2020/12/05 02:30(早朝2時30分)」の間でバージョンアップが開始され、終了時刻としては実行時間から最大60分となるため、「2020/12/05 03:00(早朝3時)~2020/12/05 03:30(早朝3時30分)」の間に完了します。
バージョンアップ処理時間のイメージ
バージョンアップ予約日時:2020/12/04 26:00
バージョンアップ実行時間:2020/12/05 02:00 ~ 2020/12/05 02:30
バージョンアップ完了時間:2020/12/05 03:00 ~ 2020/12/05 03:30
バージョンアップ時の注意事項
・バージョンアップの処理時間は最大60分となります。
・バージョンアップの処理時間内はBIZTELサーバの停止が伴うため、発着信を含めBIZTELサーバの機能がご利用いただけません。
・バージョンアップの予約日時は、お客様の業務影響のない時間帯で予約ください。
※24時間365日業務をなさられている場合については、サービス停止の時間帯をご確認いただいた上でご利用いただけますようお願いいたします。
・BIZTEL停止中にBIZTEL外の電話番号へ転送を行う場合の対応手順は、「8. 24時間365日運営のお客様について【参考情報】」を参照ください。
3. バージョンアップ予約日時の確認・削除
3.1 バージョンアップ予約日時を確認する
バージョンアップ予約後は、「バージョンアップ予約」メニューにて、予約履歴のバージョンアップ結果が「未実施」となっている履歴をご確認ください。
3.2 バージョンアップ予約日時を削除する
バージョンアップ予約後、予約日時を変更することができませんので予約画面の右上の削除アイコンから削除後、改めて日時登録が必要です。
4. ソフトフォンをアップデートする
4.1 ソフトフォンの対応バージョンについて
BIZTELサーバとソフトフォンは、ご利用しているBIZTELサーバを起点として、"5世代"前のBIZTELサーバに適応したソフトフォンが動作範囲となります。
BIZTELサーバ 3.6.X をご利用中の場合、"BIZTEL バージョン 3.6.X を含めた5世代"となるため、BIZTELサーバ 3.6.X で動作するソフトフォンは バージョン 3.2.X が動作下限となり、BIZTELサーバ 3.10.X がソフトフォン 3.6.X の動作上限となります。
BIZTELサーバ | ソフトフォン | |
---|---|---|
3.1.X | 3.1.X | |
3.2.X | 3.2.X(BIZTELサーバ 3.6.X の動作下限) | |
3.3.X | 3.3.X | |
3.4.X | 3.4.X | |
3.5.X | 3.5.X | |
3.6.X | 3.6.X | |
3.7.X | 3.7.X | |
3.8.X | 3.8.X | |
3.9.X |
3.9.X | |
3.10.X (2024/09最新) |
3.10.X(2024/09最新) |
事例1)BIZTELサーバ 3.4.X から BIZTELサーバ 3.6.X へアップデートを行う。
BIZTELサーバ 3.6.X のソフトフォン対応バージョンは 3.2.X ~ 3.6.X となります。その為、3.4.Xのソフトフォンが継続利用可能です。
BIZTELサーバのバージョンアップ後にソフトフォンのアップデートを実施でも問題ありませんが、最新機能が利用できない為、お早めにアップデートをお願いします。
事例2)BIZTELサーバ 3.1.X から BIZTELサーバ 3.6.X へアップデートを行う。
BIZTELサーバ 3.6.X のソフトフォン対応バージョンは、3.2.X ~ 3.6.X の為、3.1.xのソフトフォンが継続利用ができません。
ソフトフォンのアップデートをBIZTELサーバのバージョンアップ完了前に行ってください。
ソフトフォンのアップデートを実施しない場合、ソフトフォンが正常にご利用頂けない可能性がありますので、必ず実施をお願いします。
例:ソフトフォン起動時のエージェントログイン画面でアカウント・パスワードが正しいのにログインできない等
事例3)BIZTELサーバ 3.3.X からBIZTELサーバ 3.7.X へバージョンアップを行うが、ソフトフォンの利用バージョンがPCによって異なる場合
BIZTELサーバ 3.7.X のソフトフォン対応バージョンは、3.3.X ~ 3.7.X の為、ソフトフォン 3.3.X を利用している Aさん は継続利用可能です。ソフトフォン 3.2.X を利用している Bさん は継続利用不可となりますので、Bさんは事前にソフトフォンのバージョンアップが必要です。
Bさんが、ソフトフォンのアップデートを実施しない場合、正常に動作しない可能性がありますので、必ず実施をお願いします。
例:ソフトフォン起動時のエージェントログイン画面でアカウント・パスワードが正しいのにログインできない等
4.2 最新版ソフトフォンのインストール方法
システム管理者ロールでのインストール方法
最新版のソフトフォンは、システム設定>バージョンアップ予約からインストール可能です。
尚、本画面はシステム管理者アカウントのみ参照可能です。
ユーザロール、スーパバイザロールのアカウントは、「スーパバイザロール、ユーザロールでソフトフォンをアップデートする場合」を参照のうえ、ご対応ください。
スーパーバイザ、ユーザロールでのインストール方法
スーパバイザ、ユーザロールのアカウントは、ご利用中のBIZTELバージョンによってインストール方法が異なります。ご利用バージョンに沿ったインストール方法を参照ください。
BIZTELバージョン 3.3.0 ~ 3.3.21 をご利用中のお客様のアップデート方法
管理者でバージョンアップ予約完了後、インストールが必要なスーパバイザ、ユーザロールのアカウントで管理画面にログインし、マイメニューを開くことで最新版ソフトフォンをダウンロード可能です。
※「〇〇〇:バージョンアップ版」と記載のあるものクリックし、ソフトフォンをダウンロードします。
BIZTELバージョン 3.4.0 以降 をご利用中のお客様のアップデート方法
管理者でバージョンアップ予約完了後、インストールが必要なスーパバイザ、ユーザロールのアカウントで管理画面にログインし、「BIZTEL管理画面」>「電話端末」>「バージョンアップ予定」のメニューから最新版ソフトフォンをダウンロード可能です。
ご利用PCのOSに沿ったソフトフォンをダウンロードください。
4.3 BIZTELバージョン 3.4.X 以下からソフトフォンをアップデートする場合
BIZTELバージョン 3.5.X 以降、WindowsOSのPCを対象に「Windowsアカウントの管理者権限によるインストール」と「Windowsアカウントのユーザ権限によるインストール」の2パターンで行えるようになりました。
いずれの場合でも、上書きインストールで問題ありませんが、インストールモードの選択工程が追加されますので、事前に以下マニュアルをご確認ください。
3.ソフトフォンのインストール(Windows版:バージョン 3.5.0 以降)
5. バージョンアップ当日
バージョンアップ当日にお客様にてBIZTEL上で対応いただくことはございません。
必要に応じて関係部署へバージョンアップが行われる旨を周知ください。
※「バージョンアップ時の注意事項」を事前にご確認ください。
※24時間365日運用でご利用のお客様は合わせて「8. 24時間365日運営のお客様について【参考情報】」を事前にご確認ください。
6. バージョンアップ完了後の対応
6.1 動作試験
BIZTELのバージョンアップ完了後、翌日の業務開始までにお客様の業務内容に沿って動作確認ください。
万が一、正常に動作しない場合は、サービスデスクまでご連絡をお願いします。
動作試験例
・ソフトフォンやハードフォンでの発着信(内線通話・外線通話)が可能か。
・コールセンターやIVR等の着信設定(カレンダー設定や外部への転送等)やダイヤル設定が正常に動作すること。
・リアルタイムモニタやシートビュー、エージェントコントロール等が正常に動作すること。
6.2 OpenCTI パッケージのアップデート
OpenCTI オプションをご利用の場合、BIZTELのバージョンアップ完了後に Salesforce にログインの上、OpenCTI パッケージのアップデートが必要な場合があります。
「1.OpenCTIの設定」の対応バージョンを確認し、BIZTELのバージョンアップ後の OpenCTI パッケージバージョンが異なる場合、BIZTELのバージョンアップ後にOpenCTIパッケージのアップデートが必要になります。
OpenCTI パッケージのアップデートが必要な場合、アップデート完了まで OpenCTI をご利用頂けません。OpenCTIパッケージのアップデート完了に時間がかかる場合は一時的にソフトフォンやハードフォンなどで代替運用をお願いします。
※OpenCTI パッケージのアップデート方法は、「1.OpenCTIの設定」を参照ください。
6.3 ソフトフォンのアップデート
ソフトフォンの事前アップデートが済んでいない場合、最新版へアップデートを行ってください。
詳細は「4. ソフトフォンをアップデートする」を参照ください。
6.4 BIZTELのバージョンアップに失敗した場合
万が一、BIZTELのバージョンアップ処理が失敗した場合、バージョンアップ前のバージョンに自動で切り戻しが行われます。
弊社から今後の対応についてご連絡しますのでお待ちいただけますようお願いします。
※バージョンアップに成功した場合、切り戻しすることはできませんのでご注意ください。
7. メール通知について
7.1 メール通知タイミング
バージョンアップ予約機能では、以下のタイミングでメール通知が行われます。
予約段階での通知タイミング
・予約の作成時
・予約の削除時
・予約の失敗時
バージョンアップ予約の通知タイミング
・バージョンアップ予約直後
・バージョンアップ予約
・バージョンアップ日から見て、7日前の 09:00
・バージョンアップ日から見て、前日の 09:00
・バージョンアップ処理の開始時
・バージョンアップ処理の終了時
7.2 メール通知例
メール通知の内容は以下のような内容となります。
件名 【BIZTEL】バージョンアップ予約登録通知 ---------------------------- 本文 BIZTELシステムのバージョンアップ予約が登録されました。
【注意事項】 ■リリースノートのご案内 バージョンアップにより、新機能・仕様変更や新しいオプションの 詳細につきましては下記マニュアルサイト内のバージョンアップの項目を ご参照ください。 本マニュアルサイトのURL
■システム停止のご案内 バージョンアップ実行中はBIZTELシステムの停止を伴うため、 BIZTELの機能がご利用いただけなくなります。 ・ ・ 略 |
8. 24時間365日運営のお客様について【参考情報】
BIZTELのバージョンアップはシステム停止を伴うため、発着信含めBIZTELの機能がご利用いただけない時間が発生します。(管理画面上で設定した営業時間外設定、不在応答設定も動作しません。)
従って、24時間365日運営のお客様は、バージョンアップ直前にBIZTEL外の電話番号へ転送作業が必要となります。
※BIZTELのバージョンアップ時はBIZTELの外線番号を用いての発信を行うことはできません。
対応フロー
24時間365日運営のお客様を想定した対応フローをご案内します。
※原則、以下対応フローでの調整を実施頂く必要がありますが、調整が困難な場合は営業担当までご相談ください。
バージョンアップ前日までの作業 | |
---|---|
①バージョンアップ予約 | BIZTEL管理画面よりバージョンアップ予約を行います。 詳細は「2. バージョンアップ予約を行う」を参照ください。 |
②ソフトフォンアップデート |
最新版ソフトフォンへアップデートを行います。 |
バージョンアップ直前の作業 | |
③転送作業(※) |
バージョンアップ開始前までに、BIZTEL外の番号へ転送する設定を行います。 詳細は以下に記載の「※転送作業について」を参照ください。 |
バージョンアップ実行 | |
④バージョンアップ実行 |
ご予約の日時でBIZTEL最新バージョンへのバージョンアップを実行します。 |
バージョンアップ直後の対応 | |
⑤転送解除作業(※) |
バージョンアップ後、事前に設定した転送設定を解除しBIZTELサーバで着信できる状態に戻します。 |
利用開始前までの対応 | |
⑥OpenCTIアップデート |
OpenCTIのアップデートは、ご利用のお客様のみ対応が必要です。 |
⑦動作確認 |
お客様の業務内容に沿った内容で動作確認を行います。 |
利用開始 | |
⑧利用開始 |
バージョンアップ作業は全て完了となります。 |
※転送作業について
バージョンアップ前後の転送設定について、ご利用の電話番号ごとに利用する転送機能が異なるため、以下をご参照ください。
※いずれの転送設定でも、バージョンアップ開始前までにBIZTEL外の電話番号へ転送設定を実施のうえ、バージョンアップ完了後は転送を解除し、動作確認を行ってください。
BIZTEL提供番号の場合
BIZTEL提供番号の場合、BIZTELの共有設備で転送を行う「PIN転送」をご利用ください。
PIN転送とは、お客様拠点ネットワーク障害・BIZTEL管理画面障害などで着信が受けられない状態となった場合、BIZTELサービス外の携帯電話や固定電話機で着信を受けられるよう、BIZTELの共用設備で転送を行う機能です。
PIN転送の詳細は「1.PIN転送」を参照ください。
※発信者の電話番号を転送先に通知(透過)することはできません。
※「PIN転送」実施中の着信履歴は確認することができません。
● 転送イメージ
お客様所有の0120・0800・0570番号の場合
お客様所有の0120・0800・0570番号の場合は、ご契約キャリアの機能を用いて転送を行ってください。
※転送設定の詳細につきましては、ご契約キャリアへお問い合わせください。
● 転送イメージ
お客様専用ゲートウェイの電話番号の場合
お客様専用ゲートウェイに収容している電話番号の場合は、ご契約キャリアの機能を用いて転送を行ってください。
BIZTELサービスから提供した番号ではなく、個別にデータセンターに回線収容を行ったり、お客様拠点へ専用機器を設置した番号については、PIN転送をご利用いただけません。
※転送設定の詳細につきましては、ご契約キャリアへお問い合わせください。
● 転送イメージ