目的 |
BIZTELサーバと外部CRMとのサーバ連携を行う機能となります。 BIZTELサーバを経由した通話に関してはそれぞれの動作に対して通話イベントを記録しており、 |
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対象プラン | |
用語 |
【外部CRM】 【WebAPI】 インターネットを経由した標準的なWeb技術を利用した各サービス(BIZTELでは外部CRM)と連携するためのCRM側のインターフェースとなります。 【アクション】 通話イベント(着信イベントや応答イベント)を起点として、外部CRMのWebAPIを実行する一連の処理を意味しています。 |
ポイント |
・本機能をご利用頂く場合、「コールアクション連携」のオプション契約が必須です。 ・OAuth認証を用いてWebAPIへ連携する場合は、オプション > OAuthアカウントの事前登録が必要となります。 ・コールアクションをSalesforceで利用するにはOAuth認証が必須となります。 ※オプション > Salesforceアカウント設定はSalesforce履歴連携メニュー用となり、コールアクションには対応しておりません。 |
・本マニュアルはHTML/PHP(PCRE正規表現等)/WebAPIの基礎的な技術知識がある、WEB系開発者様やCRMベンダー様を対象にしております。
目次
1. コールアクションの基本機能
★1つの通話には着信/応答/切断などの複数イベントが存在します。コールアクションではそのイベント毎にアクションを実行することが可能です。
【動作イメージ図】
■ 通話の流れ
■ コールアクションの流れ
● 通話イベントごとにそれぞれアクション(API連携設定)を行うことにより、通話イベント単位で外部CRMのWebAPIを実行することができます。 また実行順を設定することで、1つの通話イベントに対して
複数のアクション(API連携設定)を設定することも可能です。
● 同一通話イベント内でのアクション(API連携設定)は同期で処理されますが、別通話イベントのアクション(API連携設定)は非同期で実行されます。
※同期とは、1つのアクション(API連携設定)を確認してから次のアクション(API連携設定)の実行を指します。
● 外部CRMのWebAPI実行結果から指定したデータを変数に格納し、以降のアクション(API連携設定)にて使用することができます
● 各アカウント、各電話端末などにコールアクション機能で使用するためのデータを変数で格納し、
アクション(API連携設定)に使用できます
例:CRM連携などで必要となるAPI認証データ(ID / パスワードなどオペレータ毎に異なるデータ)を、
アカウント毎に紐付けて保持することで認証処理に使用できます。
(アカウント以外にもコールセンター、電話端末、IVRにもデータを保持可能です。)
注意事項
通話イベントの発生間隔が極端に短い場合、想定通りの動作がなされない場合がございます。
2. コールアクションが動作する通話パターンと発動イベント
【外線着信時(コールセンター以外)】
※グループ着信の場合は、同タイミングで応答する可能性があり、2つ応答処理が発生する可能性があります。
【外線着信時(コールセンター)】
※コールセンタータイムアウトとは、「コールセンター > 着信設定タブ > 不在着信時ルール」が「設定する」の状態で不在判定の秒数に達した場合に発動します。
コールセンター履歴上の"応答不能時ルール"が該当します。
【外線発信時】
※1.不在転送(秒数問わず)や IVR等 からの外線転送時は、転送者(内線端末、IVR等)からの発信扱いとなります。
※2.1コール目の着信側チャネル終了時に転送完了のイベントが発動します。
3. コールアクションの登録・編集
コールアクションの登録、編集はシステム管理者以上のロールアカウントで操作可能です。
3.1 コールアクションの新規登録
本手順ではコールアクションの基本設定を解説します。
手順1.BIZTEL管理画面より、「オプション」 > 「コールアクション」をクリックします。
※BIZTELバージョン 3.3.X 以降、「連携オプション」>「コールアクション連携」となります。
手順2.コールアクションの画面表示後、右上の「新規」をクリックします。
手順3.必要事項を入力し、「保存」をクリックします。
※BIZTELバージョン 3.2.X までのお客様は「登録」と表示されます。
コールアクション名 ※必須 |
コールアクションに任意の名称を付けます。 |
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ステータス |
有効:設定したコールアクションを有効にします。 無効:設定したコールアクションを無効にします。 |
メモ | ご自由に記入ください。※500文字まで。 |
手順4.「保存しますか?」と表示後、「OK」をクリックします。
※BIZTELバージョン 3.2.X までは「登録しますか?」と表示されます。
以上で設定完了です。続けて「3.2 連携対象タブの設定」を実施ください。
3.2 連携対象タブの設定
手順1.一覧から設定するコールアクションをクリックします。
手順2.「連携対象」タブをクリックし、「編集」ボタンをクリックします。
手順3.外部システムとの連携対象とする電話番号にチェックを入れ、保存します。
※BIZTELバージョン 3.2.X までのお客様は「登録」と表示されます。
※この際、既に別のコールアクションにて利用中の電話番号を選択する事はできませんのでご注意ください。
手順4.「保存しますか?」と表示後、「OK」をクリックします。
※BIZTELバージョン 3.2.X までは「登録しますか?」と表示されます。
BIZTELバージョン3.4.10 以降、連携対象タブにて設定箇所の情報を参照可能です。
3.3 API連携設定
手順1.「API連携」タブをクリックし、右上の「新規」をクリックします。
手順2.設定入力画面が表示後、必要事項を入力し、「保存」をクリックします。
※各項目の詳細は以下表を参照ください。
基本情報 | |
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イベント種別 | 外部CRMのWebAPIを実行する種別を選択します。 各イベントの詳細は以下「イベント種別の詳細 」参照。 |
実行順 | 同じ通話イベント種別に対して複数の処理設定を行う場合の実行順を設定します。 |
メモ | 500字以内でご自由に入力ください。 |
API実行条件 | |
判定用コード |
BIZTEL内での処理実行の是非を判断する為に判定用コードを設定します。 |
判定評価パターン |
BIZTEL内での処理実行の是非を判断する為に判定評価パターンを設定します。 |
API情報 | |
API連携種別 |
マニュアル、OAuthを選択します。 マニュアル:認証が不要な場合、または外部CRMへのAPIリクエスト情報内に手動で認証情報を埋めこむ場合に選択します。 OAuth:外部CRMのWebAPIへの処理実行時にOAuth認証が必要な場合に選択します。 |
OAuth アカウント |
上記API連携種別にてOAuthを選択している場合、利用するOAuthアカウントを選択します。 |
URL |
外部CRMへのAPIリクエストを送るURLを入力します。APIサービス側にパラメータを指定されている場合適宜記載してください。 |
メソッド |
GET,POST,PUTなど、処理に使用するメソッドを選択します。 |
リクエストヘッダ |
外部CRMへのAPIリクエストを送るリクエストヘッダを入力する。 |
リクエストボディ |
外部CRMへのAPIリクエストを送るボディを入力する。 |
タイムアウト判定(秒) |
外部CRMのWebAPIへのリクエスト送信後、設定秒数内にレスポンスが得られない場合にBIZTELでの処理を中止する時間を設定します。 |
変数抽出パターン |
リクエストを送ったWebAPIの結果から、必要なデータを抽出するための正規表現パターンを設定してください。 例)顧客情報レコードIDを取得する処理を実施し、顧客情報レコードIDを取得、以降のコールアクションの処理でその顧客情報レコードIDを使用し顧客情報レコードを更新する ※変数抽出パターンの補足があります。 |
処理種別 |
本項目は、BIZTELバージョン 3.9.0 以降で表示されます。 処理なし 通話履歴の追加情報へ保存 通話履歴のAI解析へ保存 |
以下の2項目は処理種別「通話履歴の追加情報へ保存」の選択時に表示されます |
|
項目名 |
レスポンスが反映される各画面に表示される項目名を指定します。 |
保存内容 |
変数抽出パターンで抽出した内容を変数展開することで追加情報に表示する内容を指定します。 |
以下の2項目は処理種別「通話履歴のAI解析へ保存」の選択時に表示されます |
|
保存内容(プロンプト) |
解析結果が連携される各画面上に表示されるプロンプトの内容を入力します。 |
保存内容(AI解析) |
リクエストを送信したAPIの結果からAI解析結果に表示する内容を指定します。 |
エラー時のリトライ設定 ※本項目はBIZTELバージョン 3.4.0 以降で表示されます。 |
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エラー判定パターン |
API実行後、返却されたレスポンスコードに対して、エラー判定する正規表現を設定します。 ※未入力の場合、400 ~ 599のレスポンスコードをエラー判定します。 |
リトライ回数 |
リトライ回数の上限を 0 ~ 5 回で設定します。 |
リトライ間隔(秒) |
リトライの実施間隔を 1 ~ 10 回で設定します。 |
※BIZTELバージョン 3.7.0 以降、判定用コード、URL、リクエストヘッダ、リクエストボディの各項目内でXXXXXXXX(半角大文字エックス8つ)を入力した場合、参照画面・編集画面ともに赤太字で表示されます。
また、変数の動的な箇所にXXXXXXXXが含まれている場合は、変数全体が赤太字となります。
例){XXXX_DIGITS} → {XXXX_DIGITS}
{XXXXXXXX_DIGITS} → {XXXXXXXX_DIGITS}
イベント種別の詳細
項目名 | 説明 (発生タイミング) |
---|---|
着信 | 外線着信したタイミングで発生する。 |
着信応答 | 外線着信に対して相手が応答したタイミングで発生する。 |
着信切断 |
外線着信後、通話が終了したタイミングで発生する。 |
発信 | 外線発信したタイミングで発生する。 ※発信先の応答・存在に関わらず発信時に発生。 |
発信応答 |
外線発信に対して相手が応答したタイミングで発生する。 |
発信切断 |
外線発信後、応答の有無を問わず、通話が終了したタイミングで発生する。 |
コールセンター |
コールセンター初期ガイダンスの再生を開始したタイミングで発生する。 |
コールセンター 初期ガイダンス終了 |
コールセンター初期ガイダンスの再生が完了したタイミングで発生する。 |
コールセンター 初期ガイダンス中の切断 |
コールセンター初期ガイダンスの再生が完了する前に通話が切断された場合に |
コールセンター キュー |
コールセンターのエージェントへの呼び出しの段階に入ったタイミングで発生する。 |
コールセンター エージェント呼び出し |
コールセンターのエージェントへの呼び出しが発生するタイミング毎に発生する。 |
コールセンター エージェント応答不能 |
コールセンターのエージェントへの呼び出しに対してエージェントが拒否をした、 |
コールセンター 応答 |
コールセンターのエージェント呼び出しに対してエージェントが応答した |
コールセンター 保留開始 |
コールセンター通話に応答中のエージェントが通話を保留状態にした |
コールセンター 保留終了 |
コールセンター通話を保留状態にしていたエージェントが保留状態を解除した |
コールセンター 切断 |
コールセンター通話に対してエージェントが応答後、通話が終了した |
コールセンター 放棄呼 |
コールセンターのエージェント応答待ち状態にて発信者が通話を終了した際に処理を実行する。 |
コールセンター タイムアウト |
コールセンターのエージェント応答待ち状態にて全体のタイムアウト設定時間を |
コールセンターキュー ダイヤル受付 |
コールセンターの待ち呼状態にいる発信者が「#」を入力したタイミングで発生。 |
録音完了/ |
ステレオ録音のファイル生成が完了したタイミング、もしくは音声認識履歴サービスの録音が完了したタイミングで発生。 |
※コールセンターと付くイベントについては、コールセンターのご契約がない場合、表示されません。
※コールセンターと付くイベントについては、コールセンターに設定された外線番号への着信でのみ発生します。
●変数抽出パターンの補足
項目名 | 説明 |
---|---|
サブパターンについて |
正規表現内において、()で囲まれたパターンの箇所のことを指します。 例) |
格納データの取り出し方について | 格納データはサブパターンの順番に9個までデータが格納され、以降のコールアクションの処理における変数展開時に{CODE1}〜{CODE9}の文字列を指定すると使用することができます。 上記例だと{CODE1}に"Name"が、{CODE2}に"TestValue"が格納される |
変数抽出パターンの動作テストについて | 変数抽出パターンを作成するためには、外部CRMのWebAPIから得られる実際のレスポンスボディデータを確認する必要があります。 PostmanなどのAPI実行ソフトウェアでWebAPIを実行すると、レスポンスボディ内容を取得することができます。 取得したレスポンスボディ内容に対して、事前に正規表現チェッカーのようなサイトで、動作確認しながら変数抽出パターンを作成してください。 |
名前付きサブパターンについて |
サブパターンにて(?P<サブパターン名>...※正規表現部...)といった入力をすることで、変数抽出データに指定した名称を設定することが可能です。 |
格納データの上書きについて |
格納データは一つの通話内であれば、以降のコールアクション処理時の変数展開時に使用することが可能です。 |
格納データについて |
格納データは24時間保持され、その後削除されます。 |
手順3.「保存しますか?」と表示後、「OK」をクリックします。
※BIZTELバージョン 3.2.X までは「登録しますか?」と表示されます。
以上でコールアクションの連携対象タブの設定は完了です。
4. 変数展開コード
外部CRMのWebAPI実行のリクエストデータ作成や、コールアクションの実行判定の際に変数展開文字列を指定することで、
下記の通話情報やBIZTEL内データ、コールアクションの1つ前の処理結果データなどを使用することが可能です。
4.1 変数展開文字列
変数展開文字列は{RESPONSE_KEY}のように中括弧 { } 内に半角英大文字、数字、アンダースコアの
文字列が設定されている場合に認識されます。変数展開文字列は以下の種類が用意されています。
種類 | 変数名 | 説明 |
---|---|---|
固定系 | {SVID} | サーバ基本設定画面のサーバID |
{HOST} | ライセンス設定画面内のサーバホスト名 | |
{ID} | 通話ID(リクエストID) | |
{TEL} | 発信側の電話番号 ( BIZTEL 側/相手側いずれも外線番号 ) | |
{CALLED} | 着信側の電話番号 ( BIZTEL 側/相手側いずれも外線番号 ) | |
{EXTEN_NO} | BIZTEL 内線番号 | |
{AGENTID} |
コールセンターの着信に応答したエージェントのアカウントID | |
{QUEUEID} {QUEUE_ID} |
コールセンターのID | |
{ISANSWERED} {IS_ANSWERED} |
変数展開の実行タイミングにて 通話が応答されている :1 |
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{DATE} |
現在日時を「YYYY-MM-DD HH:MI:SS」のフォーマットで返却する |
|
{REQUEST_CODE} |
コールバックAPIにて利用する request_code値 |
|
{ANSWER_NO} |
発着信履歴の最終着信番号に当たる電話番号 |
|
{ANSWER_NAME} |
発着信履歴の最終着信者名にあたる電話端末名 |
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{AGENT_EXTEN_NO} {AGENT_CALLBACK_NO} |
BIZTELバージョンにより動作、利用可能範囲が異なります。 BIZTELバージョン 3.7.11 まで BIZTELバージョン 3.7.20 以降 ※{AGENT_EXTEN_NO}は、自動補完機能で表示されません。 |
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{EXTEN_NAME} |
内線番号に紐づく外線番号の名称 |
|
{CALLSEC} {CALL_SEC} |
通話時間 |
|
{STARTTIME} {START_TIME} |
通話開始時間または発着信履歴の時刻カラムの値 |
|
{ENDTIME} {END_TIME} |
通話終了時間または発着信履歴の時刻と通話時間(応答までの時間を含む)を足した値 |
|
{VOICE_LOG} |
通話に対する音声テキスト化データの全文を出力します。 ※音声認識連携(Omnis)をご利用の場合、連携成功または失敗に関するメッセージのみ出力します。 |
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{CU_VOICE_LOG} |
通話に対する音声テキスト化データのお客様部分のみを出力します。 |
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{OP_VOICE_LOG} |
話に対する音声テキスト化データのエージェント部分のみを出力します。 |
|
{****_DIGITS} |
* にはIVRの内線番号が入る。 |
|
{****_CODE*} |
最初の * にはIVRの内線番号、最後の * には1〜9が入る。 |
|
{AGENT_ACCOUNT} |
応答したエージェントのアカウント名を取得します。 |
|
{AGENT_NAME} |
応答したエージェントの名前を取得します。 |
|
{BUSINESS} |
着信した業務ラベルを取得します。 ※業務ラベルの詳細は「1.業務ラベル」を参照ください。 ※BIZTELバージョン 3.4.0から利用可能です。 |
|
{CALL_FLOW} |
着信した呼の経路情報を取得します。 ※経路情報の詳細は「2.CTI設定-その他CRM連携(BIZTELバージョン 3.2以降)」を参照ください。 ※BIZTELバージョン 3.4.0から利用可能です。 |
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{IS_INCOMING} |
通話が発着信のいずれかであるかを取得します。 ※BIZTELバージョン 3.7.0 から利用可能です。 |
|
前APIレスポンスデータ系 | {CODE*} | * には1〜9が入る。 同通話における前の処理結果の変数抽出結果のデータが順番に {CODE1}〜{CODE9}から取得できる ※抽出データ数が9個以上の場合、9個までしか格納されない ※同通話における変数抽出が複数された場合、CODE1〜のデータは最新値に上書きされる |
{RESPONSE_*} | * には変数抽出時に指定したサブパターン名が入る 同通話における前の処理結果の変数抽出にて、サブパターン名を指定した場合、{RESPONSE_(サブパターン名)}で取得できる ※同じサブパターン名を指定した場合、最新のものに上書きされる |
|
{VOICE} |
API連携IVRの処理で音声入力値(録音した音声データ)をバイナリとして引き渡します。 ※多段でIVRを構成している場合は、先頭のIVRでの値を引き渡します。 |
|
{内線番号_VOICE} |
API連携IVRの処理で音声入力値(録音した音声データ)をバイナリとして引き渡します。 ※多段でIVRを構成している場合でも内線番号を指定する事で、指定のIVRの音声入力結果を引き渡します。 |
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{VOICE_BASE64} |
API連携IVRの処理で音声入力値(録音した音声データ)をBASE64エンコードした文字列として引き渡します。 ※多段でIVRを構成している場合は、先頭のIVRでの値を引き渡します。 |
|
{内線番号_VOICE_BASE64} |
API連携IVRの処理で音声入力値(録音した音声データ)をバイナリとして引き渡します。 ※多段でIVRを構成している場合でも内線番号を指定する事で、指定のIVRの音声入力結果を引き渡します。 |
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BIZTEL内用意データ系 | {ACCOUNTVALUE_*} {ACCOUNT_VALUE_*} |
BIZTEL内の「アカウント」に対して変数展開時に呼び出すためのデータを用意することができる * には「4.2APIカスタム項目」にてAPIカスタム項目に指定したKeyを設定する |
{SIPUSERVALUE_*} {SIPUSER_VALUE_*} |
BIZTEL内の「電話端末」に対して変数展開時に呼び出すためのデータを用意することができる * には「4.2APIカスタム項目」にてAPIカスタム項目に指定したKeyを設定する |
|
{QUEUEVALUE_*} {QUEUE_VALUE_*} |
BIZTEL内の「コールセンター」に対して変数展開時に呼び出すためのデータを用意することができる * には「4.2APIカスタム項目」にてAPIカスタム項目に指定したKeyを設定する |
|
{CALLGROUPVALUE_*} {CALLGROUP_VALUE_*} |
BIZTEL内の「着信グループ」に対して変数展開時に呼び出すためのデータを用意することができる * には「4.2APIカスタム項目」にてAPIカスタム項目に指定したKeyを設定する |
|
{IVRVALUE_*} {IVR_VALUE_*} |
BIZTEL内の「IVR」に対して変数展開時に呼び出すためのデータを用意することができる * には「4.2APIカスタム項目」にてAPIカスタム項目に指定したKeyを設定する |
変数展開文字列の自動補完について
BIZTELバージョン 3.7.0 以降、以下の項目に変数展開文字列を入力する場合、「 { 」を入力することで自動補完機能が有効になります。
・判定用コード
・URL
・リクエストヘッダ
・リクエストボディ
・変数抽出パターン
※{ACCOUNT_VALUE_x} の x は任意の値に修正ください。
入力した変数展開コードの整合性について
BIZTELバージョン 3.7.20 以降、入力した変数展開コードに誤りがある場合、青字の強調表示がされません。
4.2 APIカスタム項目
管理画面の各アカウントや、各コールセンターなどに、APIカスタム項目タブにて使用データを登録します。
例えば、アカウントごとに紐づく外部CRM用WebAPI認証情報などを登録しておき、通話を受けたアカウントごとの
外部CRMに対してWebAPIを実行するといった運用が可能です。
4.2.1 KeyとValue登録
{ACCOUNTVALUE_(指定したKey)}と変数展開時に記述するとValueに設定した項目に置き換えられます。
※Keyは変数展開ルールから、半角の英大文字、数字、_アンダースコアのみ使用できます。
手順1.BIZTEL管理画面より「アカウント > アカウント」をクリックします。
手順2.更新対象のアカウントをクリックします。
手順3.「APIカスタム項目」を選択し、「新規」をクリックします。
手順4.「Key」及び「Value」を入力し、「登録」をクリックします。
※BIZTELバージョン3.3.X以降のお客様は「保存」と表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
Key | {ACCOUNTVALUE_KEY名}のKey名となります。 ※変数展開ルールから半角英大文字、数字、アンダーバーのみ使用可能。 |
Value | {ACCOUNTVALUE_KEY名}を変数展開した結果の値です。 |
メモ | ご自由にご記入ください。 |
手順5.「登録しますか?」と表示される為、「OK」をクリックします。
※BIZTELバージョン3.3.X以降のお客様は「保存しますか?」と表示されます。
以上で登録完了です。
注意事項
各データに紐付けたAPIカスタム項目が使える状況について外線番号の紐付け先により以下のように使用可否が異なりますので、ご注意ください。
外線番号の紐付け | 変数展開コード | ||||
---|---|---|---|---|---|
アカウント | 電話端末 | コールセンター | 着信グループ | IVR | |
コールセンター | 使用可能(※1) | 使用不可 | 使用可能 | 使用不可 | 使用不可 |
電話端末 | 使用可能(※2) | 使用可能 | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 |
着信グループ | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 | 使用可能 | 使用不可 |
IVR | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 | 使用可能 |
※1.着信呼分配以降の呼び出しや応答など、エージェントが特定できる場合は使用可能。
※2.電話端末にログインしているアカウントを対象として使用可能。
4.2.2 メソッドチェーン
各変数展開文字列に対し{(変数展開文字列).(メソッドチェーン部)}といった形式の入力をすることによって、変数展開した文字列に対して用意されたメソッドを適用することができます。
メソッドチェーン用のメソッドは以下のメソッドが用意されています。
外線番号の紐付け | 使用可否 |
---|---|
START(引数) |
変数展開結果の文字列に対して、引数の開始位置から開始するように前部分を切り落とします。 例) ※BIZTELバージョン 3.7.20 以降、正数のみ利用可能です。 |
END(引数) |
変数展開結果の文字列に対して、文末から引数の文字数の文字を削除します。 例) ※BIZTELバージョン 3.7.20 以降で利用可能です。 |
LEFT(引数) |
変数展開結果の文字列に対して、左から引数の値の文字を抽出します。 例){CALLED.LEFT(3)}と入力した場合、CALLEDの値が 09012341234 とすると、「090」が得られる ※BIZTELバージョン 3.7.20 以降で利用可能です。 |
RIGHT(引数) |
変数展開結果の文字列に対して、右から引数の値の文字を抽出します。 例){CALLED.RIGHT(3)}と入力した場合、CALLEDの値が 09012341234 とすると、「234」が得られる ※BIZTELバージョン 3.7.20 以降で利用可能です。 |
DATE_FORMAT(format, modify) または DATE_FORMAT(format) |
日付形式の文字列に対して日付形式の変更や、日付の変更を実施します。 PHPのdate_format()と、2個めの引数が設定されていればmodify()を適用します。 ・formatの入力形式は下記とする |
RAW() | URLにおける変数展開はURLエンコードが自動で実施されまうが、それを回避する場合に使用します。 |
JSON_ESCAPE() | 変数展開時の内容をエスケープ処理済みの文字列にすることが可能です。 |
メソッドチェーンの自動補完について
BIZTELバージョン 3.7.20 以降、以下の項目にメソッドチェーンを入力する場合、「 . 」を入力することで自動補完機能が有効になります。
・判定用コード
・URL
・リクエストヘッダ
・リクエストボディ
※メソッドチェーン(x) の x は任意の値に修正してください。
5. コールアクション動作確認
5.1 外部API連携履歴
実際に外部CRMのWebAPIへどういったAPIリクエストを送ったか、またレスポンス内容についての
ログを確認することが可能です。
● コールアクションにて設定したURL、リクエストヘッダ、リクエストボディの変数展開後の結果を確認することが可能です。
●レスポンスコード(成功/失敗の判定)や素のままのレスポンス内容を確認することが可能です。
外部API連携履歴の参照方法
手順1.管理画面より「履歴・状況 > 外部API連携履歴」をクリックします。
手順2.検索条件を設定し、検索をクリックします。
項目 | 説明 |
---|---|
期間 |
作成日時を条件にした検索を行います。 ※開始、終了いずれかの日時は必須となります。 ※BIZTELバージョン 3.6.X まで通話終了時刻にて「24:00」の選択ができません。 ※BIZTELバージョン 3.7.0 以降、通話終了時刻にて「24:00」の選択が可能です。 |
リクエストID | リクエストIDを条件にした検索を行います。 |
API連携種別 | API連携を利用した機能の種別を条件にした検索を行います。 |
エンティティID | IVR、コールアクション、Oauthアカウント作成時に付与されたIDを条件にした検索を行います。 |
ノードID |
コールアクションのAPI連携タブで作成した設定のIDを条件にした検索を行います。 |
名称 | IVRまたはコールアクションの名称を条件にした検索を行います。 |
リクエストURL | API連携時に送信したHTTPリクエストの送信先URLを条件とした検索を行います。 |
リクエストメソッド | API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストメソッドを条件とした検索を行います。 |
リクエストヘッダ | API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストヘッダを条件とした検索を行います。 |
リクエストボディ | API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストボディを条件とした検索を行います。 |
ステータスコード | API連携時に受信したHTTPレスポンスのステータスコードを条件とした検索を行います。 |
レスポンスボディ | API連携時に受信したHTTPレスポンスのレスポンスボディを条件とした検索を行います。 |
エラー��ード | API連携中にエラーが発生した場合に記録されるエラーコードの値を条件とした検索を行います。 |
エラータイプ | API連携中にエラーが発生した場合に記録されるエラーの種別を条件とした検索を行います。 |
エラーメッセージ | API連携中にエラーが発生した場合に記録されるメッセージを条件とした検索を行います。 |
エラー詳細 | API連携中にエラーが発生した場合に記録されるエラータイプに応じた詳細情報を条件とした検索を行います。 |
手順3.検索対象に一致する結果が表示されます。確認したい行をクリックする事で詳細表示が可能です。
基本情報 | |
---|---|
API連携種別 |
連携元の種別です 種別:IVR、コールアクション、OAuth |
名称 |
IVRまたはコールアクションで設定した名称が表示されます ・IVR > 基本情報 > IVR名称 ・コールアクション > 基本情報 > コールアクション名 |
リクエストID | API連携を行った通話のリクエストIDです |
エンティティID |
連携を行った設定のID(主キー)の値です ※IVRやコールアクションを登録し、詳細画面を表示した際のURL部分に表示されるIDです ・IVRの場合の例 https://sXXXXXXXXXXXX.u.biztel.jp:8000/ivr/10001 の『10001』の部分が該当 ・コールアクションの場合の例 https://sXXXXXXXXXXXX.u.biztel.jp:8000/call_action/10004 の『10004』の部分が該当 |
ノードID |
エンティティIDが配下��持つ子の設定のID |
リクエスト情報 | |
URL |
API連��時に送信したHTTPリクエストの送信先URLです ※HTTPリクエストの送信が行われた場合は成否にかかわらず必ず記録されます ※リクエスト送信前に例外が発生した場合は記録さ��ません |
メソッド |
API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストメソッドです GET、POST、PUT、DELETE、PATCHのいずれかが表示されます ※HTTPリクエストの送信が行われた場合は成否にかかわらず必ず記録されます ※リクエスト送信前に例外が発生した場合は記録されません |
ヘッダ |
API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストヘッダです ※HTTPリクエストの送信が行われた場合は成否にかかわらず必ず記録されます ※リクエスト送信前に例外が発生した場合は記録されません |
ボディ |
API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストボディです ※HTTPリクエストの送信が行われた場合は成否にかかわらず必ず記録されます ※リクエスト送信前に例外が発生した場合は記録されません |
レスポンス情報 | |
ステータスコード |
API連携時に受信したHTTPレスポンスのステータスコードです。 ※HTTTPレスポンスを受信した場合、必ず記録されます |
ヘッダ |
API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストヘッダです。 ※HTTPリクエストの送信が行われた場合は成否にかかわらず必ず記録されます。 ※リクエスト送信前に例外が発生した場合は記録されません。 |
ボディ |
API連携時に送信したHTTPリクエストのリクエストボディです。 ※HTTPリクエストの送信が行われた場合は成否にかかわらず必ず記録されます。 ※リクエスト送信前に例外が発生した場合は記録されません。 |
エラー情報 | |
エラーコード |
エラーコードの値を表示します。 ※API連携にて例外が発生したタイミングで記録されます。 |
エラータイプ |
エラーの種別を表示します。 ※API連携にて例外が発生したタイミングで記録されます。 |
エラーメッセージ |
エラータイプに応じたメッセージを表示します。 |
エラー詳細 |
エラータイプに応じたエラーの詳細情報を表示します。 ※API連携にて例外が発生したタイミングで記録されます。 |
●エラー発生時の情報一覧
概要 | エラーコード | エラータイプ | エラーメッセージ |
---|---|---|---|
HTTP通信起因の例外 | |||
Http Client Request Exception | 503 | CONNECTION_ERROR | 接続に問題があります |
TOO_MANY_REQUEST_ERROR | 過大なリダイレクトが発生しています | ||
OAuth起因の例外 | |||
Oauth Exception | 500 | BASE64_ENCODE_ERROR | stateのデコードに失敗しました |
STATE_DECRYPT_ERROR | stateの復号に失敗しました | ||
RESPONSE_CODE_NOT_SET | codeが取得できませんでした | ||
RESPONSE_STATE_NOT_SET | stateが取得できませんでした | ||
RESPONSE_STATE_EXPIRE | stateの有効期限が切れました | ||
RESPONSE_ACCESS_TOKEN_NOT_SET | アクセストークンが取得できませんでした | ||
RESPONSE_REFRESH_TOKEN_NOT_SET | リフレッシュトークンが取得できませんでした | ||
REFRESH_TOKEN_NOT_HAVE | リフレッシュトークンが未取得です | ||
TOKEN_RESPONSE_JSON_DECODE_FAIL | トークンレスポンスの読み込みに失敗しました | ||
TOKEN_RESPONSE_ERROR | トークン・リクエストに対してエラーが応答されています |
5.2 コールアクション履歴
外部CRMのWebAPIへの実行判定の内容と結果、APIリクエストの作成、リクエストからのデータ抽出の
結果についてのログを確認することが可能です。
● コールアクションの処理実行判定に用いる判定用コードの変数展開後の文字列の確認
● コールアクションの処理実行判定により処理を中止した場合の確認
● 変数展開の際に何らかのエラーが発生し、正しく変数展開が出来なかった場合の確認
● 変数抽出パターンによりAPIレスポンスからデータを抽出し、一時保存場所に格納する場合の確認
※格納できた場合にのみログ登録されるため、格納を想定しているキーに対してログが登録されない場合は変数抽出パターンによるデータ抽出が失敗しています。
コールアクション履歴の確認方法
コールアクション履歴は 2つのメニューから確認が可能です。
5.2.1 「コールアクション」メニューから確認する
作成したコールアクション単位で履歴検索が可能です。
手順1.BIZTEL管理画面より「連携オプション」>「コールアクション連携」をクリックします。
手順2.検索対象のコールアクションをクリックします。
手順3.「履歴」タブをクリックします。
手順4.検索条件を指定し、「検索」をクリックします。
期間 時刻 |
検索対象範囲とする集計対象日時を検索対象に指定します。 ※BIZTELバージョン 3.6.X までは「期間」、BIZTELバージョン 3.7.0 以降は「時刻」と表示されます。 ※BIZTELバージョン 3.6.X まで通話終了時刻にて「24:00」の選択ができません。 ※BIZTELバージョン 3.7.0 以降、通話終了時刻にて「24:00」の選択が可能です。 |
---|---|
リクエストID | 通話に紐づくリクエストIDを検索対象に指定します。 |
メッセージ | コールアクションのAPI連携処理結果のメッセージを検索対象に指定します。 ※BIZTELバージョン 3.6.X まで、検索条件として利用可能です。 |
検索結果の確認方法は「5.3 コールアクション履歴の検索結果を確認する」を参照ください。
5.2.2 「履歴・状況」メニューから確認する
コールアクション全体から詳細な検索条件を設定し、履歴検索が可能です。
手順1.BIZTEL管理画面より「履歴・状況」>「コールアクション履歴」をクリックします。
手順2.検索条件を指定し、「検索」をクリックします。
● BIZTELバージョン 3.6.X までの検索画面
● BIZTELバージョン 3.7.X までの検索画面
期間 時刻 |
検索対象範囲とする集計対象日時を検索対象に指定します。 ※BIZTELバージョン 3.6.X までは「期間」、BIZTELバージョン 3.7.0 以降は「時刻」と表示されます。 ※BIZTELバージョン 3.6.X まで通話終了時刻にて「24:00」の選択ができません。 ※BIZTELバージョン 3.7.0 以降、通話終了時刻にて「24:00」の選択が可能です。 |
---|---|
リクエストID | 通話に紐づくリクエストIDを検索対象に指定します。 |
コールアクションID | コールアクション毎に付与されるIDを検索対象に指定します。 ※BIZTELバージョン 3.6.X まで、検索条件として利用可能です。 |
API連携ID | コールアクション内のAPI連携毎に付与されるIDを検索条件に指定します。 |
コールアクション名 | コールアクション名を検索対象に指定します。 ※BIZTELバージョン 3.7.X 以降、コールアクションIDに変わり表示されます。 |
種別 | コールアクション時の区分(コールアクション、WEBサービス連携)を検索条件として指定します。 |
メッセージ | コールアクションのAPI連携処理結果のメッセージを検索対象に指定します。 ※BIZTELバージョン 3.6.X まで、検索条件として利用可能です。 |
検索結果の確認方法は「5.3 コールアクション履歴の検索結果を確認する」を参照ください。
5.3 コールアクション履歴の検索結果を確認する
コールアクション履歴は、ご利用のBIZTELバージョンにより表示方法が異なります。
ご利用のBIZTELバージョンに沿った内容をご確認ください。
● BIZTELバージョン 3.6.X までの表示方法
検索結果と一致する処理が一覧として表示されます。
検索結果をクリックすると該当の処理の詳細画面を確認可能です。
※詳細画面内の「関連API連携履歴を参照」をクリックすることで外部API連携履歴へ遷移します。
● BIZTELバージョン 3.6.X までの表示項目詳細
一覧表示 | |
---|---|
時刻 | API連携処理が実行された時刻を表示します。 |
リクエストID | 通話単位で付与される一意なIDを表示します。 |
コールアクションID | コールアクションで付与される一意のIDを表示します。 |
API連携ID | コールアクション内のAPI連携単位で付与された一意のIDを表示します。 |
メッセージ |
コールアクション実行時ののAPI連携処理結果の内容が表示されます。 |
詳細表示 | |
時刻 | 該当する通話が開始された時刻を表示します。 |
発信番号 | 該当する通話の発信者番号を表示します。 |
着信番号 | 該当する通話の着信番号を表示します。 |
通話時間 | 該当する通話の通話時間を表示します。 |
リクエストID | 通話単位で付与される |
関連API連携履歴を参照 | 関連する外部API連携履歴に遷移します |
● BIZTELバージョン 3.7.X 以降の表示方法
検索結果と一致する処理がリクエストID単位(1つのコールアクションの処理単位)で表示されます。
検索結果をクリックすると詳細画面から該当のAPI連携IDに関わる処理を確認可能です。
● BIZTELバージョン 3.7.X 以降の表示項目詳細
検索結果をクリックすることで履歴に紐づくコールアクションの動作状況を確認可能です。
時刻 | API連携処理が実行された時刻が表示されます。 |
---|---|
リクエストID | 通話単位で付与される一意のIDが表示されます。 |
コールアクションID | コールアクション単位で付与されるIDが表示されます。 |
種別 | コールアクション実行時の区分(コールアクション、WEBサービス連携)が表示されます。 |
メッセージ履歴 | コールアクション実行時の各イベント毎のメッセージが表示されます。 「関連外部API連携履歴を参照」欄の「参照」ボタンをクリックすると外部API連携履歴の画面に遷移します。 |
関連通話一覧 | 該当の通話に関連する通話情報を表示します。 |
● コールアクション履歴のメッセージ例(各バージョン共通)
概要 | 表示条件 | 内容 |
---|---|---|
API連携の処理タイミング | 処理開始 (リクエスト作成〜レスポンス格納) |
“コールアクション処理を開始します (コールアクション名/イベント種別/実行順)” |
処理終了 (エラーが発生せずに処理終了まで到達) |
“コールアクション処理を終了します (コールアクション名/イベント種別/実行順)” | |
API実行条件による判定処理 | 変数展開後のコールアクションの処理実行判定用コードと処理実行条件パターン内容の表示(コールアクションの処理実行条件パターンが入力されている場合) | “API実行判定コード:0312345678” |
“API実行判定パターン:/^0312345678$/” | ||
上記の実行判定で結果がNGだった場合 | “API実行判定が満たされなかったためAPI実行を中止します” | |
変数展開の処理結果 | 汎用KeyValueのエンティティが見つからない | “指定されたエンティティが見つかりません:{ACCOUNTVALUE_ID}” |
汎用KeyValueのKeyに当たるデータがない | “APIカスタム項目データが見つかりません:{ACCOUNTVALUE_ID}” | |
{CODE}、{RESPONSE}指定時にRedisにデータがない | “抽出データが見つかりません:{RESPONSE_PASSWORD}” | |
メソッドチェーンのスタイル不備 | “メソッドチェーン部が不正です:{ID.STRAT(1)}” | |
変数展開後にURLがブランクになった場合(中止にする) | “変数展開に後のURLがブランクとなったためAPIの実行を中止します” | |
リクエスト作成に失敗し、処理を中止する場合 | “変数展開に失敗したためAPI実行を中止します” | |
レスポンス格納時(CODE) | “APIレスポンス結果が格納されます:CODE1 => (value)” | |
レスポンス格納時(RESPONSE) | “APIレスポンス結果が格納されます:RESPONSE_NAME => (value)” |
※「絞り込み」から検索表示されたデータから更にデータを絞り込むことが可能です。BIZTELバージョン 3.8.0 以降、絞り込みのAND検索が可能です。
「キーワード(スペース)キーワード」の形式で入力ください。(複数キーワードの指定が可能です。)
5.4 うまく動作しない場合の切り分け
上記の履歴を確認し、問題の箇所を特定してください。
①API連携履歴を確認し、外部CRMのWebAPIへの処理が実行されているかを確認する。
● 処理が実行されている場合
API連携ログ内容の確認 → ②へ進んでください。
● 処理が実行されていない場合
コールアクション履歴にてコールアクションの処理が中止されている原因を確認する
②リクエスト内容が想定通りか、処理がエラーになっていないかを確認する
● リクエスト内容が想定通りの場合
外部CRMのWebAPIの現在のサービス状態や使い方が正しいかを確認する。
また、想定した結果を得られることをAPI実行アプリなどで確認する。
● リクエスト内容が誤っている場合
変数展開が想定通りに動作していない場合コールアクション履歴にて変数展開エラーが発生していないか、
または変数展開で使用するデータが正しく格納されているか確認する。
6. コールアクションのエクスポート・インポート
BIZTELバージョン 3.7.0 以降より、設定したコールアクションをjsonファイル形式でエクスポート・インポートすることが可能です。
既存の設定をエクスポートしバックアップとして保管したり、複数のBIZTEL環境をご利用の場合に同じコールアクション設定を各環境にインポートすることが可能です。
※出力したファイルは編集せず、そのまま取り込みを行ってください。動作異常に繋がる場合があります。
6.1 コールアクションのエクスポート
本手順では設定したコールアクションのエクスポート方法を解説します。
手順1.BIZTEL管理画面より、「連携オプション」 > 「コールアクション連携」をクリックします。
手順2.一覧から設定をエクスポートするコールアクションをクリックします。
手順3.コールアクションの画面表示後、右上の「エクスポート」をクリックします。
手順4.エクスポートに関する注意事項が表示されるため、内容を確認のうえ「エクスポート」をクリックします。
※エクスポート時、連携するCRMへのアクセスは行いません。
エクスポート対象のコールアクション設定データがjsonファイルとして出力されます。
注意事項
● エクスポートしたjsonファイルに出力されるのは、「基本情報」タブと「API連携タブ」の各項目(「OAuthアカウント」は除く)となります。
● エクスポート時のファイル命名規則は「 {コールアクション名}_YYYY-MM-DD.json 」となります。
6.2 コールアクションのインポート
本手順では「6.1 コールアクションのエクスポート」で出力したファイルのインポート方法を解説します。
手順1.BIZTEL管理画面より、「連携オプション」 > 「コールアクション連携」をクリックします。
手順2.画面右上の「インポート」をクリックします。
※登録できるコールアクションの上限数に達している場合、「インポート」はクリックできません。
手順3.インポート画面表示後、「ファイル選択」をクリックし、インポートしたいjsonファイルを選択します。
手順4.選択したファイル名が「インポートファイル」の横に表示されるため、確認し「インポート」をクリックします。
※インポート時、連携するCRMへのアクセスは行いません。
手順5.インポート完了のメッセージが表示されるため、確認し「OK」をクリックします。
インポートしたコールアクションが一覧に表示されます。
注意事項
● インポート後のコールアクションはステータスが「無効」となります。設定内容の確認・編集後にステータスを「有効」に変更してください。
● インポート対象は 、「基本情報」タブと「API連携タブ」の各項目(「OAuthアカウント」は除く)となります。インポート後、「連携対象」タブより連携対象となる電話番号の設定を行ってください。
● OAuthアカウントが未登録の場合もOAuth認証が必須のコールアクションをインポートすることが可能ですが、ステータスを「有効」にできません。
※ステータス「有効」時のエラー画面
OAuthアカウントの登録については「1.OAuthアカウントの設定」を参照ください。
● OAuth認証が必須のコールアクションをインポートした場合、「API連携」タブの「OAuthアカウント」が空欄となり該当のイベント種別行に「!」マークが表示され、ステータスを「有効」にできません。
対象行をクリックし、OAuthアカウントを設定してください。
● エクスポートしたファイルを同じサーバにインポートした場合、既存の設定とは別に新規登録されます。既存の設定は上書きされません。
インポート時のエラーについて
インポート時に表示されるエラー一覧となります。
エラーメッセージ | エラー発生理由 |
---|---|
インポートファイルがjsonファイルではありません |
インポートファイルの拡張子が .json でない場合に表示されます。 |
インポートファイルがjson形式ではありません |
拡張子は .json でも、中身がJSON構文になっていない場合に表示されます。 ● ファイルの中身が空の場合 |
不正な値が入力されています |
JSONファイルを直接修正し、以下に該当する場合に表示されます。 ● 各値の文字数超え |
所属可能な上限数を超えています | ライセンス設定>連携オプション>コールアクション数上限(件)の上限数を超えてアップロードした場合に表示されます。 |
イベント種別ごとの登録可能な上限数を超えています | ライセンス設定>連携オプション>コールアクションAPI連携数上限(件)の上限数を超えてアップロードした場合に表示されます。 |