目的 |
各通話履歴に対し、お客様運用に沿った気になるポイント等を本の付箋のようにタグ付けが行えます。タグをつけることにより、該当の通話履歴の管理に役立てます。 |
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対象プラン |
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用語 |
特にありません。 |
ポイント |
・タグのご利用可能バージョンは「1. タグの利用可能バージョン」を参照ください。 ・システム管理者ロール以上のアカウントでタグの新規作成、編集、削除が可能です。 ・スーパバイザ、ユーザロールのアカウントでは、タグ付け・タグ外し操作のみ可能です。 |
目次
1. タグの利用可能バージョン
タグ機能はご利用中のBIZTELバージョンにより利用可否の範囲が異なります。
BZITELバージョン 3.6.0 ~ 3.8.2 | コールセンタープランをご利用中のお客様のみご利用いただけます。 |
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BIZTELバージョン 3.8.10 以降 | プランに関わらずご利用いただけます。 |
2. タグの新規作成・編集・複製・削除
2.1 タグの新規作成
タグは初期値で以下の 3つ を用意しています。
※編集・削除可能となりますので、必要に応じて編集・削除ください。
要対応 | 使い方例:折返しの連絡が必要、お客様対応は終わっているが社内共有が必要など、何らかの後続対応が必要な履歴に対して紐づけします。 |
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クレーム | 使い方例:お客様からクレームを頂いた履歴に対して紐づけします。 |
グッド | 使い方例:お客様からお褒めの言葉を頂いた、トラブルを上手く回避できた等、良い対応履歴に対して紐づけします。 |
タグの新規作成は以下手順となります。
手順1.BIZTEL管理画面より「共通設定」>「タグ」をクリックします。
手順2.「新規」をクリックします。
手順3.必要情報を入力し、「保存」をクリックします。
タグ名 | 20字以内で、履歴上に表示させるタグの名称を入力します。 |
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カラー | カラーの項目をクリックすることで表示されるパレット、もしくはカラーコードからタグの表示色を指定します。 |
メモ | 500字以内でご自由に入力ください。 |
手順4.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリックします。
以上で設定完了です。
タグの作成上限
タグの作成上限は 20件 までとなります。現在の作成数は下図赤枠内の箇所から確認ください。
表示項目選択
作成したタグは一覧で表示され、ハンバーガーメニュー( ≡ のアイコン)から表示する項目の選択が可能です。
ID | 新規作成時に付与される一意のIDを表示します。 |
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名称 | 登録したタグの名称を表示します。 |
表示順 | タグの表示順を表示します。 |
メモ | 登録したタグに入力されたメモ内容を表示します。 |
作成日時 | タグを作成した日時を表示します。 |
更新日時 | タグが更新された日時をを表示します。 |
2.2 タグの編集
タグの編集は、基本情報の画面から、編集ボタンをクリックすることで編集可能です。
2.3 タグの複製
タグの削除は、基本情報の画面から、複製ボタンをクリックすることで複製可能です。
タグ名、カラーが複製された状態となりますので、任意の値に修正の上、保存いてください。
※タグ名の重複登録はできません。
2.4 タグの削除
タグの削除は、基本情報の画面から、削除ボタンをクリックすることで編集可能です。
※タグを削除した場合、該当のタグが紐づいている履歴からも削除されますのでご注意ください。
3. タグの表示順変更
作成済みのタグの表示順はタグの一覧画面から変更可能です。
手順1.BIZTEL管理画面より「共通設定」>「タグ」をクリックします。
手順2.「表示順変更」をクリックします。
手順3.「編集」をクリックします。
手順4.タグ名をドラッグし、表示位置を調整し、「保存」をクリックします。
手順5.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリックします。
以上で設定完了です。
4. タグの付け方、外し方
タグは、ご利用のBIZTELバージョンにより紐づけ可能なメニューが異なります。
BIZTELバージョン 3.7.20 まで | コールセンター履歴のみ紐づけ可能です。 |
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BIZTELバージョン 3.8.0 以降 |
以下のメニューに紐づけ可能です。 ・発着信履歴 1つの履歴に紐づけたタグは同じリクエストIDの各履歴情報に反映されます。 例)コールセンター履歴にタグを紐づけると、発着信履歴、業務ラベル履歴にも同じタグが反映されます。 |
4.1 タグの付け方、外し方
タグ作成後、コールセンター履歴から全てのアカウントで操作可能です。
※本手順では、コールセンター履歴を例として手順を紹介します。
手順1.BIZTEL管理画面より、「コールセンター履歴」をクリックします。
● システム管理者、スーパバイザで参照する場合
「コールセンター」>「コールセンター履歴」をクリックします。
● スーパバイザ、ユーザロールで参照する場合
「アカウント」>「マイアカウント」>「コールセンター履歴」をクリックします。
手順2.検索を実行をし、通話履歴を表示させます。
※タグ付けの対象はコールセンター履歴の終話イベントのみになります。
※詳細は「3.2 タグ付け可能なイベント一覧」を参照ください。
手順3.通話履歴をクリックし詳細画面を表示します。
手順4.画面上部に「+タグ」とアイコンが表示される為、チェックを付けるとタグを追加、チェックを外すとタグを削除することが可能です。
※タグの表示順は「2. タグの表示順変更」に従います。
※下図は「重要顧客」というタグを付けた場合の例です。
※タグの削除は、表示されているタグ内の「×」からも削除可能です。
※BIZTELバージョン 3.7.0 以降、アイコンをクリックするとタグに設定された色が表示されます。
4.2 タグ付け可能なイベント一覧
タグを付ける・外す事ができるコールセンター履歴の終話イベントは以下となります。
アウトバウンド切断 | 外線発信による通話終了の履歴となります。 |
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放棄呼 | お客様が通話成立前に切断した履歴となります。 |
切断 | 外線着信による通話終了の履歴となります。 |
応答不能時ルール | コールセンターに設定している応答不能時ルール(ガイダンス再生等)が動作して通話終了した履歴となります。 |
待ち呼離脱 | 待ち呼中のユーザがダイヤル操作にて離脱した履歴となります。 |
初期ガイダンス中の切断 | コールセンターの初期ガイダンス再生中にお客様にて切断した履歴です。 |
※BIZTELバージョン 3.7.10 以降、上記のイベントに対してタグ付けした場合、同じリクエストIDの全イベントにタグが表示されます。
尚、終話イベント以外の履歴については、詳細画面内にタグ情報は表示されません。
5. タグの見方、検索方法
5.1 タグの見方
履歴に紐づいたタグは、コールセンター履歴から確認可能です。
※履歴に対して複数のタグが紐づいている場合は、「2. タグの表示順変更」で設定した表示順が1番若い番号のタグが表示され、タグの後ろに「・・・」が表示されます。
※文字数が表示範囲に収まらない場合は省略表示されます。
また、紐づいているタグを全て確認する場合は、履歴をクリックし詳細画面を表示するか、該当の履歴上にマウスオーバーすることで参照可能です。
● コールセンター履歴の詳細画面
● 一覧からマウスオーバーして確認する
5.2 タグの検索方法
タグの検索はコールセンター履歴の検索条件に指定できませんので、絞り込みから検索ください。
検索結果表示後、タグ名を入力することで該当のタグが紐づけされた履歴のみ抽出することが可能です。
※BIZTELバージョン 3.8.0 以降では、キーワード(スペース)キーワードの形式でAND検索が可能です。
※「コールセンター名」と「タグ名」が一致している場合、絞り込みかたタグが紐づいている履歴だけを抽出することができませんので、タグ名でソートすることで表示可能です。
例)コールセンター名が「重要顧客」、タグ名「重要」が存在している場合
6. 注意事項
● 作成可能なタグの上限は 20 件までとなります。
● 1つの履歴に紐づけ可能なタグの上限は 5 件までとなります。
● タグは、アカウント単位でタグ付け・タグ外し操作の制御(Aアカウントは編集禁止等)はできませんのでご注意ください。
● 1つの履歴に対して同一タイミングでタグが紐づけられた場合、後から更新された情報が反映されますのでご注意ください。
● タグ付けとタグ削除が同タイミングで行われた場合、エラーになりますのでご注意ください。
7. 関連マニュアル
タグが表示される履歴のマニュアルは以下となります。
1.発着信履歴
2.コールセンター履歴
10.業務ラベル履歴