目的 |
BIZTELにアクセスする接続元IPアドレスを制限(ホワイトリスト登録)することで、BIZTELの発着信機能を含む全サービスに対して制限を設ける事が可能です。 |
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対象プラン |
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用語 |
IPアドレス コンピュータのネットワーク上の住所を指します。通信を行う際に送信先を特定する為に利用する徐不応です。 マスク(サブネットマスク) IPアドレスの割り当てや経路選択等を可能にする仕組みです。 |
ポイント |
・IPアクセス制御はシステム管理者ロールのアカウントでのみ操作可能です。 ・お客様にて設定したアクセス制御が原因でBIZTELがご利用頂けない状態となり、設定解除まで時間を要した場合でも弊社にて責任は負いかねます為、設定については慎重に実施及び、管理徹底ください。 |
目次
1. 事前確認事項
1.1 初期設定を行う前に
IPアクセス制御は、BIZTELにアクセス可能な接続元IPアドレスを制限する事で、外部からの不正アクセスを防ぐことが可能です。
アカウント・パスワードでのセキュリティ確保の他、IPアクセス制御やパスワードポリシーの設定、2段階認証機能を用いる事で更にセキュリティレベルの強化が可能です。
1.2 注意事項
一般的なインターネット回線をご利用の場合、グローバルIPアドレスが定期的に変更されるものが大多数となります。
ご契約元のプロバイダーと固定IPアドレスオプションをご契約でない場合、IPアクセス制御にて接続不可となる可能性がございますのでご注意ください。
※在宅環境でのご利用時かつIPアクセス制御を有効にする場合はご注意ください。
2. IPアクセス制御の新規登録
IPアクセス制御の設定方法を紹介します。
接続元IPアドレスの情報が不明な場合は、お客様内の情報システム担当者へご確認ください。
手順1.BIZTEL管理画面より「セキュリティ」>「IPアクセス制御」をクリックします。
手順2.「新規」をクリックします。
手順3.以下の項目を入力し、「保存」をクリックします。
IPアドレス | ホワイトリストへ登録するIPアドレスを入力します。 |
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マスク | サブネットマスク(16 ~ 32)を選択します。 |
IPアドレス範囲 | IPアドレスとマスクの値からIPアドレスの範囲が自動反映されます。 |
メモ | 500字以内でご自由に入力ください。 |
手順4.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリックします。
設定が反映されていれば登録完了です。
※登録だけでは設定が有効化されませんので、「4. IPアクセス制御の有効化」を必ず実施ください。
3. 登録内容の変更(編集、複製、削除)
登録済みの内容は、設定画面から各操作が可能です。
登録内容の編集
登録内容の編集は、設定画面内の「編集」ボタンから操作ください。
登録内容の複製
登録内容の複製は、設定画面内の「複製」ボタンから操作ください。
登録内容の削除
登録内容の削除は、設定画面内の「削除」ボタンから操作ください。
※IPアクセス制御が有効となっている場合、設定を削除する事ができませんので、一度機動性を無効化する必要があります。
詳細は「4. IPアクセス制御の有効化」を参照ください。
4. IPアクセス制御の有効化
IPアクセス制御の設定完了後、本手順により機能を有効化しないとIPアクセス制限が機能しない為、最低1つ以上のIPアドレスの情報登録後に必ず有効化を実施ください。
※IPアクセス制御の情報が未登録のまま有効化はできません。
手順1.BIZTEL管理画面より「システム設定」>「システム設定」をクリックします。
手順2.「編集」ボタンをクリックします。
手順3.「IPアクセス制御」を「設定する」に変更し、保存します。
手順4.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリックします。
設定が反映されていれば有効化が完了しています。
接続元IPアドレス以外からアクセスできなくなっている事をご確認ください。