目的 |
コールセンターの待ち呼状態のお客様が離脱してしまった際にSMSを送信します。 |
---|---|
対象プラン |
|
用語 |
【SMS】 |
ポイント |
・本マニュアルは、AICROSS社のSMSサービス「絶対リーチ!®」と連携してSMSを送信する例です。 ・本事例を利用する場合、お客様にて「絶対リーチ!®」及び「コールアクション連携」のご契約が必要です。 ・本設定は、BIZTELバージョン 3.4.0 以降で利用可能です。 |
・本マニュアルはHTML/PHP(PCRE正規表現等)/WebAPIの基礎的な技術知識がある、WEB系開発者様やCRMベンダー様を対象にしております。
目次
1. 事前準備
本マニュアルは、「1.着信設定」内の「待ち呼ダイヤル受付設定」を用いた、SMS設定例です。
1.1 各種連携情報の確認
絶対リーチ!®と連携する為には「トークン」「クライアントコード」「SMSコード」の情報が必要となりますので、「絶対リーチ!®」のご契約が必要です。
※絶対リーチ!®のAPI仕様は、AICORSS社の情報を参照ください。
トークン確認
トークンは画面右上のアカウント情報をクリックし、「トークン」から確認ください。
クライアントID確認
クライアントIDは画面右上のアカウント情報をクリックし、「クライアント情報」から確認ください。
SMSコード確認
SMSコードは画面右上のアカウント情報をクリックし、「SMSコード」から確認ください。
1.2 コールセンターの着信設定
コールアクションにて、待ち呼からの離脱時の動作設定を行う場合、コールセンターの着信設定から「待ち呼ダイヤル受付設定」を変更する必要があります。
※待ち呼ダイヤル受付設定は、お客様が待ち呼の段階で「#」をプッシュすることで、指定した動作を実行することが可能です。詳細は「1.着信設定」を参照ください。
※待ち呼中に再生するガイダンス内に「ショートメールをご希望の場合は#を押してください」といったSMS送信へ促す文言を入れる等の対応を忘れずに実施ください。
※実行する動作の設定は「2.共通着信ルールと個別着信ルール」を参照ください。
手順1.BIZTEL管理画面「コールセンター」>「コールセンター」をクリック。
手順2.設定対象のコールセンターをクリック。
手順2.「着信設定」>「編集」をクリック。
手順3.「待ち呼ダイヤル受付設定」を「設定する」に変更し、ダイヤル受付時に動作させる着信ルールを選択します。
手順4.「保存」をクリック。
手順5.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリック。
以上で設定完了です。
2. コールアクション設定例
本項では、以下の事例をもとにコールアクションの設定例を紹介します。
2.1 コールアクションを作成する
手順1.BIZTEL管理画面「連携オプション」>「コールアクション連携」をクリック。
手順2.「新規」をクリック。
手順3.必要事項を入力し、「保存」をクリック。
手順4.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリック。
続けて「2.2 連携対象電話番号を設定する」を実施します。
2.2 連携対象電話番号を設定する
手順1.作成したコールアクションにて、「連携対象」をクリック。
手順2.「編集」をクリック。
手順3.連携対象の電話番号にチェックを入れ、「保存」をクリック。
手順4.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリック。
続けて「2.3 API連携設定を行う」を実施します。
2.3 API連携設定を行う
手順1.作成したコールアクションにて、「API連携」をクリック。
手順2.「新規」をクリックし、以下の内容に従い各項目を入力。
設定内容
項目 | 説明 |
---|---|
基本情報 | |
イベント種別 | コールセンターキューダイヤル受付 |
実行順 | 1 |
API実行種別 | |
判定用コード | なし |
判定用パターン | なし |
API実行パターン | |
API連携種別 | マニュアル |
URL | https://qpd-api.aossms.com/p1/api/mt.json |
メソッド | POST |
リクエストヘッダ | Content-Type: application/x-www-form-urlencoded |
リクエストボディ |
token=トークン&clientId=クライアントID&smsCode=SMSコード&message=SMSで送信するメッセージ&phoneNumber={TEL} ※トークン、クライアントID、SMSコードはお客様の契約内容を入力ください。 |
タイムアウト判定 | 10 ※任意 |
変数抽出パターン | なし |
メモ | ご自由に入力ください。 |
エラー時のリトライ設定 | |
エラー判定パターン |
/300/ ※レスポンスコード300は契約プランで定められた送信可能な件数の上限を超過している事を意味します。 |
リトライ回数 | 2 |
リトライ間隔(秒) |
5 ※レスポンスコード300を検知した場合、5秒おきに2回リトライする。 |
手順3.「保存」をクリック。
手順4.「保存しますか?」の表示後、「OK」をクリック。
以上で設定完了です。
動作イメージ
本設定では、コールセンターにて待ち呼となったお客様が「#」をプッシュし、通話から離脱すると、以下のようにSMSが送信される動作となります。
● 送信メッセージ例
3. 正しく動作しない場合
・1.コールアクションのマニュアル内「5.2 うまく動作しない場合の切り分け」を参照ください。
・BIZTEL上でSMSの送信結果の確認・検索等はできませんので、SMS送信サービス側にて確認ください。